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13日 台風7号 接近前から影響 関東などで激しい雨 太平洋側は高波に注意・警戒

  • 2023年8月13日
  • tenki.jp

きょう13日は、台風7号の周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、局地的に激しい雨が降りそう。また太平洋側の海では、うねりを伴った高波に注意、警戒を。

台風7号 北上中

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強い台風7号は、きょう13日午前6時現在、八丈島の南約390キロにあって、1時間に10キロの速さで西北西に進んでいます。今後も北上して、15日には近畿や東海に上陸する可能性が高くなっています。

きょう13日は、台風が近づく伊豆諸島では、荒れた天気になるおそれがあります。また太平洋側の海上ではうねりを伴って波が高くなり、近畿や東海では今夜遅くから大しけとなるでしょう。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。天気は比較的穏やかでも、うねりを伴った高波に注意、警戒してください。

台風が遠くても影響 局地的に激しい雨

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きょう13日は、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、雨雲が発達しやすいでしょう。

九州から近畿、北陸は午前を中心に晴れますが、昼頃からは局地的に雨が降りそうです。雨が降るのは山沿いや内陸部が中心ですが、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。

関東は雨が降ったりやんだり。雷雨になる所や激しい雨の降る所があるため、突風やヒョウにもご注意ください。東北は、日本海側では晴れ間が出ますが、太平洋側は曇りや雨でしょう。激しい雨の降る所もありそうです。

北海道は気圧の谷や湿った空気の影響で、雲の多い天気が続きそうです。南西部や東部を中心に所々で雨が降るでしょう。

東海から西 体温超えの暑さ

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最高気温は、平年より高い所が多く、暑さが続くでしょう。

予想最高気温は、沖縄では32℃くらいまで上がり、ムシムシとした暑さが続きます。九州から東海、北陸はきのう12日と同じくらいの所が多く、35℃以上の猛暑日が続出。大阪や名古屋は体温を超えるような暑さでしょう。東北はきのうより高く、日本海側では35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。暑い時間帯の外出を避けて、エアコンを使うなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

きのうより低くなるのが、関東や北海道です。それでも関東は33℃前後まで上がる所が多く、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。ただ、北海道の太平洋側ではヒンヤリした風が吹くため、日中でも20℃くらいの予想です。

台風が近づく前の対策 大雨に備えて

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今回の台風では大雨が心配されますが、事前に備えておくポイントは、次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

お盆休みを直撃する今回の台風。レジャーなど計画の見直しも含めて、きょうのうちに備えをしてください。

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