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関東週間予報 台風が近づく前から不安定 お盆休み後半は台風の進路次第で大荒れに

  • 2023年8月11日
  • tenki.jp

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台風7号は発達しながら北上し、15日(火)以降は東日本から西日本に接近・上陸する恐れがあります。関東では台風が近づく前から、大気の状態が不安定となり、急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。

台風が近づく前から天気は変わりやすい

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きょう11日(金)、非常に強い台風7号は小笠原諸島を暴風域に巻き込みながら、ゆっくりとした速度で北へ進んでいます。小笠原諸島には台風本体の発達した雲がかかり、大荒れの天気となっています。台風本体の雲とは別に、台風の北東側にはまとまった雲が見られます。これは上空の寒気に伴う雲で、このあと台風の周辺を反時計回りに西へ進み、今夜以降は東日本の上空に流れ込む見通しです。この影響で、関東地方では台風が近づく前から大気の状態が不安定になりそうです。雲の間から日が差すこともありますが、急にザッと雨が降ったり、雷が鳴ったりと天気は変わりやすいでしょう。あす12日(土)の午後からは台風周辺の湿った空気が流れ込み、より雨雲が発達しやすくなります。急な激しい雨や落雷などに注意が必要です。

お盆休み後半 台風の進路次第で大荒れに

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台風7号は小笠原近海を北上したあと、次第に向きを北西に変えるでしょう。15日(火)頃に西日本から東日本に近づき、上陸する恐れがあります。予報円が大きく、進路にはまだ幅があるものの、本州へ向かう流れは定まっています。関東では、14日(月)頃から比較的広い範囲で雨が降るでしょう。台風が予報円の東よりを進んだ場合は、台風本体の活発な雨雲がかかり、暴風が吹き荒れ、大荒れの天気となる恐れがあります。また、台風の影響がUターンラッシュの期間と重なるため、交通機関が大きく乱れる可能性があります。今後も最近の気象情報や交通情報をこまめに確認し、影響が懸念される際は、予定の変更も視野に入れて下さい。

極端な暑さはないが、湿気が多く不快な暑さ

この先は日差しが少ない分、気温の上昇が抑えられ、最高気温はしばらく平年並みの日が多くなるでしょう。ただ、台風周辺の湿った空気が流れ込むため、極端な暑さとはならなくても、湿気が多くむし暑く感じられそうです。湿度が高いと、体に熱がこもりやすく熱中症のリスクが高まります。引き続き、冷房で部屋の温度を調整するなどの熱中症対策をなさって下さい。また、台風の影響などで停電することも想定されます。保冷材など、体を冷やすものを多めに用意しておくなど、今のうちから備えておきましょう。

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