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台風第7号 今後発達して強い勢力で本州に接近 お盆休み後半の北陸の天気にも影響か

  • 2023年8月8日
  • tenki.jp

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台風6号によるフェーン現象の影響が続く中、新たに台風7号が発生しました。今後東日本に近づいて、北陸地方のお盆休みの後半の天気に影響を与える可能性があります。常に最新予報を確認するようにして下さい。

海面水温の高い海域上を13日にかけて発達しながら東日本(北陸)に近づく

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台風第7号が8日9時に発生しました。8日9時現在、南鳥島近海にあって、ほとんど停滞しています。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。このあと、海面水温の高い海域上を発達しながらゆっくり西から北よりに進むでしょう。その後、11日には強い勢力まで発達、13日にかけて本州付近に近づく見込みです。

「台風の進路」の鍵を握る上空の太平洋高気圧の動向

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週間天気図で示したピンク色の領域は、上空の太平洋高気圧の予想範囲を示しています。一般に台風などの発達した低圧部は、この上空の太平洋高気圧の領域内は進みにくいとされています。

図のように、発達しつつある低圧部は、12日にかけて上空の太平洋高気圧に北上を阻まれるように、ゆっくりと西よりに進む予想となっています。

ただ、その後の13日以降は、上空の太平洋高気圧は弱まる予想となっています。発達しつつある低圧部の北上を阻止するシールドが無い言わばノーガード状態となる可能性があります。

こうなると、発達しつつある低圧部は強い勢力で東日本にもかなり接近または上陸するというシナリオが現実味を帯びてくることにもなりそうです。

現時点では、予報円はかなり大きく、進路は定まっていませんが、お盆休み期間で、広域に渡り長距離移動をする方も多いと思われます。

常に最新の気象情報や道路情報を確認し、無理のない柔軟なスケジューリングをするようにして下さい。

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