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東海 台風6号の影響は? 台風から離れていても大雨の恐れ 屋外のレジャーは注意

  • 2023年8月4日
  • tenki.jp

きょう4日も、東海地方では所々で雨雲が発達しています。6日(日)以降は、台風周辺の湿った空気が流れ込み、大雨となる所がありそうです。屋外のレジャーの際は、最新の気象情報や雨雲レーダーを活用して、安全に楽しむようにしてください。

台風6号 今後の進路は?

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大型で強い台風6号は4日(金)14時現在、久米島の西北西約190kmにあって、東にゆっくり進んでいます。この後も東寄りに進み、この土日には、沖縄地方や奄美地方にかなり接近するでしょう。予報円の中心を進んだ場合、週明けの7日(月)には九州の南海上へ進み、その後も北上を続け、9日(水)には、九州南部や四国に接近する可能性が高くなってきました。

東海地方への影響は?

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台風6号が東寄りに進路を変えることで、東海地方には、次第に湿った空気が入りやすくなる見込みです。また、来週、西日本を北上した場合は、台風周辺の非常に暖かく湿った空気の流れ込みが更に強まるでしょう。東海地方は台風からは離れていますが、6日(日)以降、大雨となる所がありそうです。

三重県南部の南東斜面や静岡県の西部・中部の南側斜面を中心に大雨となり、少なくとも台風が通り過ぎるまでは雨が長引く可能性があります。また、この土日から来週にかけては、日差しが出ていても急に空模様が変わって、局地的な大雨となったり、雨の降り方に注意が必要です。
また、海上ではうねりを伴って6日(日)以降は波が高くなり、 7日(月)からは、外海では次第にしけや大しけとなる見込みです。海上や沿岸部では、強風にも注意が必要です。特に、屋外のレジャーの際は、今後の情報に注意してください。

週間天気

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台風6号の進路次第では今後変わる可能性もありますが、来週、台風6号が日本から遠ざかった後も、南からの湿った空気の影響を受けやすいでしょう。雨が降りやすく、雨量が更に増える地域もありそうです。来週にかけて、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒をしてください。

高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

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台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。

そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。

また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

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