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九州 台風6号の影響 猛暑と高波 宮崎県は大雨・すでに総雨量200ミリ超も

  • 2023年8月2日
  • tenki.jp

きょう2日、九州は台風6号周辺の湿った南東風の影響を受けるでしょう。宮崎県など太平洋側では雨や雷雨になり、一方、九州の北西部ではフェーン現象の影響で、きょうも体温を超える危険な暑さになる見込みです。宮崎県延岡市などは、先月29日の降り始めからの雨量が200ミリを超えており、土砂災害にご注意ください。また、海上はうねりを伴う高波に注意が必要です。

宮崎県延岡市や宮崎市 降り始めからの雨量200ミリ超

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九州の太平洋側では、台風6号の周辺の湿った南東風が吹きつけ、発達した雨雲が発生しています。
九州の太平洋側は、先月29日から断続的に雨が降り、宮崎県延岡市北方や宮崎市多野は、29日の降り始めからの雨量がすでに200ミリを超えています。

きょう2日も、宮崎県など太平洋側を中心に雨が降りやすく、雷を伴い激しく降る所があるでしょう。宮崎県はこれまでの大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険が高くなっている所がありますのでご注意下さい。

一方、九州北西部の福岡県や佐賀県、長崎県、熊本県は南東風が九州山地を越えことるよるフェーン現象の影響で、きょうもかなり高温となり、体温を超える危険な暑さになる所があります。熱中症に厳重な警戒が必要です。

海上はうねりを伴う高波に注意

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九州の周辺の海上は、台風6号からのうねりが入り、波が高くなっています。特に、九州南部や長崎県五島地方はしける見込みです。
海のレジャーなどは控えた方が良いでしょう。

動きの遅い台風6号の影響で、海上はしばらくうねりを伴った高波が続きますのでご注意下さい。

台風6号の動き

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2日午前10時現在、大型で非常に強い台風6号は沖縄本島地方や宮古島を暴風域に巻き込みながら時速10キロで西よりに進んでいます。
この後も勢力を保ったまま西寄りに進み、4日(金)頃から次第に向きを東から北東へ変え、東シナ海で動きが遅くなる見込みです。
台風6号は、夏台風特有の動きが遅く複雑な動きをする迷走台風です。その後の進路はまだ分かりませんが、来週は台風6号が九州へ近づくおそれもありますので、台風への備えを確認しておきましょう。

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