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きょう2日 台風6号は沖縄に接近中 暴風などに厳重警戒 関東など局地的に雨や雷雨

  • 2023年8月2日
  • tenki.jp

きょう2日は、台風6号が沖縄に接近中です。沖縄地方は暴風や高潮、土砂災害に厳重に警戒してください。関東など本州付近は日が差す所が多いですが、所々で雨や雷雨があるでしょう。

大型で非常に強い台風6号 沖縄に接近中 暴風・高波・高潮に厳重警戒

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きょう2日午前5時、大型で非常に強い台風6号は、那覇市の西南西約80キロを、1時間15キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。中心の気圧は930hPa、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルです。
台風6号は、今後も非常に強い勢力を保ったまま、西よりに進み、4日、東シナ海で動きがゆっくりになる見込みです。その後の進路はまだ定まっておらず、予報円が大きくなっています。停滞したり、迷走したりする可能性もあります。今後、最新の気象情報をご確認ください。

沖縄本島地方と、奄美地方南部や先島諸島の一部が、風速25メートル以上の暴風域に入っています。
未明から明け方に、那覇市で52.5メートル、沖縄県南城市で50.6メートルを観測しました。海は猛烈にしけています。

沖縄地方では、一部の住家が倒壊する恐れもある猛烈な風が吹き、猛烈にしける見込みです。奄美地方は暴風が吹き、猛烈にしけるでしょう。沖縄地方では、頑丈な建物の中で、窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒して下さい。

沖縄本島地方には、台風本体の発達した雨雲がかかっています。午前5時までの12時間降水量は、那覇市で137.5ミリを観測するなど、すでに大雨になっています。降り続く大雨で、土砂災害の危険度が高まっています。崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地域にお住まいの方は、早めの避難を心がけ、市町村から発表される避難指示などの情報にご注意ください。竜巻など突風にも注意が必要です。

台風の影響と大潮の時期が重なっています。南城市の沖縄験潮場(国土地理院)では、きのう1日午後7時42分に過去最高潮位の標高2.26メートルを観測しました。沖縄地方では、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒してください。

九州・中国地方・四国 台風周辺の暖湿気流入 雨雲や雷雲がかかる

九州や中国地方、四国を中心に、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。所々で雨や雷雨があるでしょう。特に九州の太平洋側では発達した雨雲が次々にかかる見込みです。激しい雨が降ることもあるでしょう。

近畿〜北海道 所々で雨や雷雨に

近畿から東北南部付近では、上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になる見込みです。日が差す所が多いですが、午後はあちらこちらで雨が降るでしょう。雷が鳴り、激しい雨が降ることもある見込みです。
雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、直ちに建物の中など、安全な場所に移動してください。

東北北部や北海道も、晴れ間が出ますが、にわか雨がありそうです。

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