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31日の天気 北・東日本は急な雷雨や非常に激しい雨に注意 沖縄は台風接近で荒天

  • 2023年7月31日
  • tenki.jp

きょう31日は、北日本や東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になるでしょう。北海道や東北北部は雨や雷雨で、激しい雨の降る所がありそうです。東北南部や関東甲信も内陸部を中心に雨や雷雨の所があり、非常に激しい雨の降ることがあるでしょう。沖縄は台風の影響で大荒れの天気となりそうです。

北日本・東日本は大気の状態が非常に不安定

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きょう31日も本州付近は太平洋高気圧に覆われています。ただ、北日本から東日本の上空約6000メートルにはマイナス6℃以下の寒気が流れ込み、日中は気温が上昇するため、大気の状態が非常に不安定となりそうです。

北海道や東北北部は雨や雷雨で、バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もあるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにもご注意ください。

東北南部や関東甲信は強い日差しが照り付けて、厳しい暑さが続く見込みです。ただ、内陸部を中心に、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。滝のような非常に激しい雨の降ることもありそうです。北陸や東海、近畿は大体晴れますが、山沿いを中心に一部で、にわか雨や雷雨があるでしょう。

中国、四国、九州は湿った空気が流れ込み、雲が多く、所々で雨や雷雨になりそうです。ザッと雨脚の強まることもあるでしょう。

沖縄は台風6号の影響で荒天

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大型で強い台風6号は、強い勢力を維持したまま、きょう31日から沖縄地方や奄美地方にかなり接近する見込みです。

沖縄地方では、きょう31日は風速25メートル以上の暴風域に入り、猛烈なしけとなるでしょう。台風本体や周辺の発達した雨雲により、沖縄地方や奄美地方では雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

また、台風の影響と大潮の時期が重なるため、沖縄地方や奄美地方では、潮位が高くなる所があるでしょう。高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒してください。

非常に激しい雨とは

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

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