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台風シーズン本格化 台風5号のほかに 新たな台風のたまご発生か 列島への影響は?

  • 2023年7月26日
  • tenki.jp

台風5号とは別に南の海上には熱帯低気圧が発生する予想です。29日(土)9時の天気図では台風になると予想しており、今後の動向に注意が必要です。

台風5号 沖縄の先島諸島は高波に警戒

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26日(水)15時、大型で非常に強い台風5号は、台湾とフィリピンの間を北西へ進んでいます。今後も北西へ進み、27日(木)以降は南シナ海から中国大陸へと進むでしょう。

沖縄の先島諸島の沿岸の海域ではうねりを伴って大しけとなっており、27日(木)にかけて大しけの状態が続く予想です。うねりを伴う高波に警戒してください。海岸付近には近づかないようにしましょう。本島地方でもうねりを伴ってしけており、27日(木)にかけても高波に注意が必要です。風の強い状態も27日(木)にかけて続くでしょう。

新たな台風のたまご発生か

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台風5号とは別に日本の南の海上に発達した雲がまとまりつつあります。今後、熱帯低気圧になる見込みです。南の海上の海面水温は30℃前後と高く、発達する予想で、29日(土)9時の天気図では台風になる予想となっています。

この熱帯低気圧は太平洋高気圧のふちに沿って進み、31日(月)から8月2日(水)頃には沖縄付近から東シナ海へ進む可能性があります。沖縄や奄美では30日(日)頃から影響を受ける恐れがあり、最新の情報に注意が必要です。

今のところ、本州付近への太平洋高気圧の張り出しが強いため、この熱帯低気圧が本州に近づくことはない見込みです。ただ、台風周辺の湿った空気が西日本などに流れ込む可能性はあり、今後の動向に注意が必要です。

台風シーズンが本格化

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平年の台風の発生数は7月には3.7個と急に増え、8月から9月がピークとなります。また、日本列島への平年の接近数も8月と9月が最も多く、3.3個です。

今年は今のところ台風の発生数は平年に比べると少なくなっていますが、この先9月にかけて本格的な台風シーズンに入ります。日頃から台風への備えをしておくと良いでしょう。

日頃からの備え

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大雨などの災害による被害を少しでも小さくするために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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