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また酷暑 週半ばに暑さピーク 40℃に迫る所も 厳しい暑さ長期戦 8月も平年超え

  • 2023年7月23日
  • tenki.jp

この先、一段と厳しい暑さとなりそうです。今回の暑さのピークは週半ば頃で、名古屋市など所々で体温超えの暑さに。8月上旬・中旬にかけても平年を上回る厳しい暑さの日が多くなりそうです。

週半ば頃が今回の暑さのピーク

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きょう23日(日)、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表がありました。九州北部はまだ梅雨明けしていませんが、そのほかは梅雨明けしており、広く夏本番となっています。きょう23日(日)も本州付近は夏空が広がり、厳しい暑さとなっています。15時までの最高気温の全国トップは鳥取県米子市で36.7℃と体にこたえる暑さとなりました。全国のアメダス914地点のうち37地点で最高気温35℃以上の猛暑日となりました。

この先、30日(日)頃にかけて太平洋高気圧の勢力は強く、本州付近に張り出すでしょう。強い日差しが照り付けて、一段と厳しい暑さとなりそうです。東北から九州にかけて所々で35℃以上の猛暑日となるでしょう。東京都心や名古屋市、大阪市などで連日のように猛暑日となりそうです。

今回の暑さのピークは週半ば頃です。東京都心は体温並み、名古屋市、京都市などで体温超えの暑さになりそうです。関東の内陸部では40℃に迫る暑さの所もあるでしょう。体にこたえる危険な暑さとなりそうです。熱中症対策を万全になさってください。都市部を中心に熱帯夜(夜間の気温25℃以上)の所が多く、夜間の熱中症にもご注意ください。

厳しい暑さ 長期戦

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この厳しい暑さは長期戦となりそうです。

最新の1か月予報でも8月上旬・中旬も平均気温は全国的に平年並みか高い予想です。日中はうだるような暑さの日が多いでしょう。都市部を中心に夜間も気温の下がり方は鈍く、寝苦しい夜が多くなりそうです。

お盆休み期間も厳しい暑さが予想されます。お墓参りや屋外のレジャーなどは暑さ対策を万全になさってください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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