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来週は再び猛烈な暑さ 内陸部で体温超えも 気象庁「高温に関する全般気象情報」発表

  • 2023年7月22日
  • tenki.jp

気象庁は「高温に関する全般気象情報」を発表。北日本から西日本にかけては、29日(土)頃にかけて、所々で最高気温が35℃以上の猛暑日になるでしょう。関東から近畿の内陸部を中心に最高気温が38℃ほどと体温超えの暑さとなる所もありそうです。

来週はまた猛烈な暑さ 体温超えも

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きょう22日、気象庁は「北日本から西日本にかけての高温に関する全般気象情報」を発表しました。北日本から西日本では、29日(土)頃にかけて、気温の高い日が多いため、熱中症対策を講じるなど健康管理に注意するよう気象庁は呼びかけています。

来週は、東北から九州は高気圧に覆われて晴れる日が多いでしょう。強い日差しで気温がグングン上がり、所々で最高気温が35℃以上の猛暑日になりそうです。東京都心や名古屋市、大阪市などで連日のように猛暑日となり、うだるような暑さが長く続くでしょう。

特に来週前半が暑さのピークで、熊谷市や京都市など関東から近畿の内陸部を中心に最高気温が38℃ほどと体温超えの暑さとなる所もありそうです。体にこたえる危険な暑さとなりますので、熱中症に警戒が必要です。のどの渇きを感じる前に、こまめに水分をとるようにしましょう。屋内では適切にエアコンを使い、涼しい環境でお過ごしください。

都市部を中心に夜間も気温の下がり方は鈍く、所々で熱帯夜(夜間の気温25℃以上)となるでしょう。夜間の熱中症にもご注意ください。寝る前にコップ一杯の水を飲むと良いでしょう。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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