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2週間天気 来週半ばには全国で梅雨明け 夏本番で危険な暑さ 台風5号は沖縄に接近

  • 2023年7月22日
  • tenki.jp

この先は、晴れる日が多く、まだ梅雨の明けていない、九州(南部・北部)や関東甲信、東北(南部・北部)も続々と梅雨明けの発表がある見込みです。夏本番で危険な暑さも続くため、体調管理には注意してください。また、台風5号が先島諸島に近づき、暴風や高波の恐れがあります。今後の台風情報には十分に注意してください。

1週目23日〜29日 台風5号が沖縄に接近

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夏休み入った方もいて、お出かけの機会も増えると思います。気になる天気ですが、7月の終わりから8月のはじめのポイントは「台風5号の動き」と「暑さ」です。では、詳しく見ていきます。

あす23日(日)は、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。昼過ぎ以降は、にわか雨や雷雨の所はありそうです。特に山などお出かけの方は、天気の急変にご注意ください。関東甲信や東北(南部・北部)地方は、梅雨明けの発表はまだですが、きょう22日(土)かあす23日(日)のうちに明ける可能性が高いでしょう。

24日(月)以降は、東北から中国地方、四国にかけては、晴れて夏空が広がる見込みです。ただ、午後は山沿いを中心に雨や雷雨の所があるでしょう。一時的にザっと強く降ることもあるため、天気の急な変化にはご注意ください。

北海道は24日(月)から26日(水)は、気圧の谷の影響を受けて、雨が降るでしょう。カミナリを伴い雨脚が強まる所もありそうです。27日(木)は道東など一部で雨が残るかもしれませんが、天気は回復に向かうでしょう。

九州は、24日(月)と25日(火)に、北海道とは別の気圧の谷と湿った空気の影響を受けそうです。そのため、所々に雨雲がかかる見込みです。26日(水)になると太平洋高気圧の勢力が強まり、晴れるでしょう。恐らく、このタイミングで梅雨明けの発表がありそうです。

最高気温は、全国の広い範囲で30℃以上、東北南部から九州にかけては、35℃前後の日が続くでしょう。内陸などでは、35℃以上や40℃に迫るような所もありそうです。また、場所によっては朝の早い段階から30℃以上になり、夜になっても30℃をなかなか下回らないでしょう。熱帯夜の所も多くなる見込みです。室内では出来るだけ冷房を使用し、こまめに水分を補給するようにしましょう。

台風5号が沖縄に接近 特に海のレジャーは注意

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台風5号は、22日(土)3時現在、フィリピンの東を西北西に進み、発達しながら次第に北よりに進路を変える見込みです。

26日(水)から27日(木)ごろには、「非常に強い」勢力で、石垣島や西表島に接近する恐れがあります。接近する前から湿った空気が流れ込み、先島諸島では雨や風が強まりそうです。沖縄本島地方も雨が降りそうです。

また、海上の波は高くなり、大しけになる可能性もあります。海のレジャーなどは早めに注意が必要になります。台風の進路はまだ幅があるため、最新の情報を確認するようにしましょう。

2週目30日〜8月4日 スッキリ晴れる日は少ないが例年以上に暑い夏

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30日(日)は、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。

31日(月)から8月に入ると、北海道付近は気圧の谷の影響を受け、次第に東北や関東にこの気圧の谷が南下する見込みです。そのため、北海道は雨や曇りの日が多くなるでしょう。東北と関東も湿った空気が流れ込みやすく、晴れ間はあっても段々と雲が多くなりそうです。東北で8月2日(水)から、関東では3日(木)ごろから雨が降るでしょう。

東海から九州にかけては、晴れる日が多いものの、午後は所々でにわか雨や雷雨となりそうです。沖縄は湿った空気の影響を受け、晴れていても変わりやすい天気となるでしょう。青空が広がっていても、一時的に雨が降ることがありそうです。

最高気温は、関東から九州、沖縄にかけては、連日のように35℃前後の予想です。東北も35℃に迫る日が多く、北海道は30℃前後が続くでしょう。1年でもっとも暑い時期になりますが、例年以上に暑い所が多くなりそうです。引き続き、熱中症対策は万全にしてお過ごしください。また、お出かけの機会も増えて、車で移動という方も多くなるかもしれません。炎天下に停車した車内は、短い時間で命の危険が高くなるほど温度が上がりますので、ご注意ください。

高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

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台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。

そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。

また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

あると便利 熱中症対策グッズ

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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