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夏休み最初の週末 広くレジャー日和 熱中症に注意 関東甲信・東北も梅雨明け間近か

  • 2023年7月21日
  • tenki.jp

今週末は、北海道から中国・四国地方で広く晴れてお出かけ日和となるでしょう。関東甲信と東北でも梅雨明けとなりそうです。全国的に熱中症に十分注意してください。

北海道〜中国・四国は晴れ レジャー日和に

きょう(21日)から夏休みの学校が多く、土曜日(22日)・日曜日(23日)は、夏休みが始まって最初の週末となります。週末は、日本付近は高気圧に覆われて、天候に恵まれる所が多い見込みです。

土曜日(22日)は、北海道と東北は、日中の長い時間晴れるでしょう。にわか雨など天気の崩れはなさそうです。最高気温は30℃前後で、真夏の暑さでしょう。
関東から中国・四国も広く晴れるでしょう。ただ、午後を中心に所々でにわか雨や雷雨がありそうです。空模様の変化に注意が必要です。最高気温は30℃以上の所がほとんどで、内陸を中心に35℃以上の猛暑日となりそうです。大阪や京都、奈良では35℃の予想です。
一方、九州は湿った空気の影響を受けるため、雲が多く、あちらこちらで雨や雷雨があるでしょう。すっきりしない天気となりそうです。最高気温は30℃〜33℃くらいの所が多いでしょう。湿度が高く、不快な暑さとなりそうです。
沖縄は日差しがありますが、雨の降る所がありそうです。最高気温は33℃くらいの予想です。

日曜日(23日)は、北海道と東北は、引き続き安定した晴れの天気となりそうです。最高気温は30℃くらいで、真夏の暑さが続くでしょう。
関東から中国・四国にかけては、おおむね晴れる見込みです。午後は山沿いや内陸を中心に、にわか雨の可能性があります。土曜日よりも暑さが増し、最高気温は、京都で36℃、大阪と奈良で35℃、東京と名古屋、金沢で34℃の予想です。
九州は、晴れ間の出る所もありますが、雲が広がりやすく、北部を中心に雨の降る所がありそうです。沖縄は大体晴れるでしょう。最高気温は33℃くらいの予想です。

夏休み最初の週末はレジャー日和となる所が多く、お出かけを計画されている方も多いと思います。海水浴場では続々と海開きを迎えていますが、海や川で水の事故が発生していますので、十分に注意してください。
また、エンジンを切った車内では、外の気温以上に温度が高くなり、命に危険が及ぶ暑さとなります。お子さんなどは決して車内に残していかないでください。

関東甲信・東北も梅雨明けか

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きのう(20日)は中国地方、近畿、東海で、きょう(21日)は四国と北陸で梅雨明けの発表がありました。あす土曜日(22日)以降は、日本付近は高気圧に覆われ、広い範囲での大気の不安定な状態は解消するため、関東甲信や東北でも、梅雨明けとなる可能性があります。
一方、九州は、湿った空気の影響を受けやすい日が続くため、梅雨明けは来週水曜日(26日)ごろとなりそうです。

熱中症に十分注意を

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週末は、広く熱中症に警戒が必要なレベルの暑さとなります。近畿や九州は「危険」な暑さでしょう。
月曜日(24日)以降も厳しい暑さが続き、日に日に暑さが増すでしょう。水曜日(26日)以降は、東北から九州・沖縄にかけて「危険」なレベルの日が多い予想です。

今年は梅雨明け前から猛烈な暑さに見舞われた日が多く、続く暑さにより、疲れが蓄積されている方もいらっしゃると思います、熱中症は、十分な睡眠時間を確保できていないといった、体調面からもリスクが高くなります。寝ている間も冷房を使用することをためらわず、しっかりと睡眠時間を確保し、熱中症にならないよう十分に気をつけてください。
また、これまでに大雨の被害を受けた地域では、復旧作業をされる方もいらっしゃいます。九州や中国地方、北陸、東北など広い範囲で熱中症に注意・警戒が必要な日が続きます。帽子などで直射日光を避けるようにし、こまめに水分や休憩をとって熱中症対策を行ってください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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