サイト内
ウェブ

きょう17日の関東甲信 体温超えの危険な暑さが続く 午後は天気急変に注意

  • 2023年7月17日
  • tenki.jp

きょう17日(月:海の日)も、関東甲信は強い日差しで気温が上昇。予想最高気温は、熊谷で38℃、前橋や東京都心、横浜で37℃と、体温超えの危険な暑さに。熱中症に警戒を。午後は内陸部で局地的に激しい雷雨がありそう。山のレジャーは天気の急変に注意。

午後は内陸部で雷雨

画像A

きょう17日(月:海の日)の関東甲信は、高気圧に覆われる見込みです。日中は広い範囲で晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。

ただ、午後は大気の状態が不安定となるため、群馬県や栃木県など北部や、秩父地方や多摩方面など内陸部を中心に、所々で雨や雷雨がありそうです。雷を伴って、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所があるでしょう。晴れていても、天気の急な変化にご注意ください。

屋外で落雷から身を守るには

画像B

「真っ黒い雲が近づく」「雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」などは発達した積乱雲が近づいているサインです。このような変化に気づいたら、急に激しい雨や雷雨になることがあるため、速やかに安全な場所へ避難してください。避難する場所は、近くのコンクリート製の頑丈な建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。

周囲に建物や車がなく、避難できない場合は、頭をなるべく低くして、両手で耳をふさいで、しゃがみましょう。この時、重要なのが、両足のかかとをつけて、つま先立ちで姿勢を保つことです。両足のかかとをつけることで、万が一、地面を伝って体に電流が侵入しても、上半身まで伝わることなく、反対側の足から電流を流すことができます。また、つま先立ちをすることで、地面と接する部分を小さくできるため、足元から侵入する電流を最小限にすることができます。通電の可能性が高くなるので、地面に寝転んだり、腹ばいになったりしないようにしましょう。

関東甲信全域に「熱中症警戒アラート」 万全な対策を

最高気温は、熊谷で38℃、東京都心や前橋、横浜、甲府で37℃の予想で、体温超えの危険な暑さが続く見込みです。

関東甲信全域に「熱中症警戒アラート」が発表されていて、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予想されます。暑い時間帯はできるだけ外出を避け、屋内をエアコンなどで涼しい環境にしてお過ごしください。屋外で活動するのは危険な暑さです。屋外のレジャーを予定されている方は、普段以上に、こまめな水部補給や休憩をとり、無理のないようになさってください。たくさん汗をかいたら、水分だけでなく、適度に塩分も補給しましょう。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

画像D

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にならないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp