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九州や四国では大気の状態が不安定で雨雲発生中 あすは関東を中心に急な雷雨に注意

  • 2023年7月15日
  • tenki.jp

きょう15日(土)は、前線に近い東北以外でも九州や四国を中心に発達した雨雲や雷雲が発生しています。あす16日(日)は関東地方を中心に大気の状態が非常に不安定になり、急な雨や雷雨の恐れがあります。お出かけされている方も多いと思いますので、ご注意ください。

あす16日は関東を中心に天気の急変に注意

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きょう15日(土)は、湿った空気や気温の上昇により九州や四国を中心に、局地的に雨雲や雷雲が次々と発生しています。今夜にかけても範囲は狭いですが、雨や雷雨の所があるでしょう。

あす16日(日)になると、大気の不安定な地域が関東地方に移る見込みです。午後になると所々で雨が降り、雷を伴って一時的にザっと強い雨が降ることもあるでしょう。落雷やひょう、竜巻などの激しい突風の恐れもあります。レジャーなどで山や川の近くへお出かけの方もいらしゃると思います。急な雷雨や川の増水などにもご注意ください。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

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