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北陸 3連休明けは台風のたまごが影響か 熱帯由来の暖湿気と前線で大雨のおそれも

  • 2023年7月14日
  • tenki.jp

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北陸地方の三連休は後半を中心に晴れるでしょう。ただ、その後は、再び前線が南下して天気が崩れる見込みです。熱帯由来の強い暖湿気が前線に取り込まれ、ブーメランのように北陸付近へ南下する可能性もあります。梅雨明け速報の発表の有無にかかわらず、連休明けも大雨に関する情報に注意して下さい。

熱帯低気圧の今後の進路

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きょう14日15時、南シナ海に熱帯低気圧があり、1時間に30キロの速さで西へ進んでいます。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。この熱帯低気圧は、今後台風に発達し、西よりに進路をとる予想です。

三連休明け 太平洋高気圧は南へ後退 北陸地方は再び強い暖湿気の通り道に

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トップ画像にある通り、熱帯低気圧の東側にも別の発達した雲域があります。今後西進し次第に大陸起源の暖湿気と合流、前線に取り込まれながら東進した場合、本州付近の天気に影響を与える可能性があります。

週間天気図のように、19日以降は、上空の太平洋高気圧は南へ後退する見込みです。高気圧の縁に沿って北陸地方には非常に湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。前線の活動が活発となり再び大雨となる可能性もあります。今後の情報に注意して下さい。

週間予報

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三連休は、後半を中心に良く晴れるでしょう。強い日差しが照り付けて35度以上の猛暑日となる所もありそうです。紫外線や猛烈な暑さへの対策を万全にして下さい。

19日〜20日頃は、日本海から北陸地方を南下する前線の影響で雨が降るでしょう。強い暖湿気の影響で前線の活動が活発となる可能性もあります。前線南下型の気圧配置は北陸で大雨リスクが高くなります。最新の天気予報をこまめに確認するようにして下さい。

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