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中国地方 3連休は梅雨明けしたような危険な暑さ 熱中症に厳重警戒

  • 2023年7月14日
  • tenki.jp

中国地方は16日(日)から来週初めは晴れて、梅雨明けしたような厳しい暑さとなるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。

16日(日)から18日(火)は晴れて厳しい暑さに

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梅雨空が続く中国地方ですが、16日(日)からは太平洋高気圧が北への勢力を強め、晴れる見込みです。最高気温は山陰や山陽の内陸部を中心に35℃前後となり、厳しい暑さとなるでしょう。
19日(水)からは太平洋高気圧の北への勢力が弱まり、湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。雲が広がりやすくなり、雨の降る所があるでしょう。

去年(2022年)は梅雨明け発表後の猛暑から熱中症患者の搬送者数が急増

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2022年の中国地方の梅雨明け確定値は7月26日ごろ(九州北部地方は7月22日ごろ)だったものの、6月28日に梅雨明けの発表(速報値)がありました。晴れて、最高気温は35℃前後となる所が増えるなど厳しい暑さとなり、熱中症患者の搬送者数は前週の倍以上と急増しました。
また、熱中症患者搬送者の半数を占めるのが高齢者となっています。

熱中症の発生場所は「住居」が約4割

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2022年5月から9月までの中国地方の熱中症による救急搬送人員の発生場所は、住居が約4割となっています。
このことから、家の中でも熱中症になりやすいということが分かります。暑いときはムリをせずに、エアコンを使用してください。適切な温度や湿度にしましょう。そして、喉が渇いていなくても、定期的に水分補給をしてください。高齢者や子供や乳幼児は、周りの大人が注意して様子をみるようにしてください。

熱中症になってしまったら

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めまいやたちくらみ、顔がほてるなどの症状がでたら、それは熱中症のサインです。一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

まずは、風通しのよい日陰や冷房の効いた部屋など、涼しい場所へ移動してください。
氷枕や冷やした水のペットボトルなどで、両側の首筋やわきの下、足の付け根を冷やしましょう。
経口補水液やスポーツドリンクなどで、水分や塩分を補給してください。

意識がなく、自力で水分をとることができない場合は、すぐに医療機関でみてもらう必要があります。

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