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梅雨末期の大雨 北陸はあす14日まで 東北北部は15日〜16日 警報級の可能性も

  • 2023年7月13日
  • tenki.jp

北陸はあす14日まで、東北北部は15日から16日にかけて、大雨になる所があるでしょう。警報級の大雨になる可能性もあります。土砂災害などに警戒してください。

大雨続く 警報級の大雨になる可能性も 土砂災害などに警戒

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きょう13日、梅雨前線が朝鮮半島から北陸付近、さらに関東の東に延びています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。このため、九州から関東を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

前線は、ゆっくり北上し、15日には東北北部付近に停滞するでしょう。
北陸では、あす14日にかけて、東北北部は15日から16日にかけて、大雨になる見込みです。警報級の大雨になる可能性もあります。
これまでの大雨で、九州から近畿の日本海側、北陸を中心に、地盤の緩んでいる所があり、今後、少しの雨でも土砂災害の危険が高まる恐れがあります。土砂災害に警戒を続けてください。東北では15日から16日頃にかけて、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。

予想される雨量

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あす14日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
北陸地方 150ミリ
15日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東北地方 100〜200ミリ
北陸地方 50〜100ミリ
16日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東北地方 100〜150ミリ
です。

西日本では13日夜遅くにかけて、東日本では14日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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