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北日本で非常に激しい雨を観測 冠水被害も 関東も局地的に雨雲発達 天気急変に注意

  • 2023年7月11日
  • tenki.jp

きょう11日は、北日本では非常に激しい雨を観測し、突然の大雨で冠水被害が出ている所も。また、局地的に雨雲が発達中で栃木県や茨城県など「竜巻注意情報」が発表されています。今夜にかけて突然の激しい雨や落雷など、天気の急変にご注意ください。

北日本で局地的に大雨 冠水の被害も 夜まで大雨災害に警戒

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きょう11日は、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、北日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となっています。

北海道や東北を中心に局地的に雨雲が発達し、大雨となった所も。
午後3時30分までに観測された1時間の最大降水量は、青森県野辺地町で55.5ミリ(観測史上1位の値を更新)、北海道旭川市では38.0ミリなど、局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降りました。

午後3時30分現在、北海道の上川地方や、石狩地方、空知地方には大雨警報が発表されています。

急な大雨により、道路の冠水の被害が出ている地域もあるようです。冠水しやすいアンダーパスなどを通行するのはかなり危険ですので、できるだけ避けたルートを通るようにしてください。また、落雷による停電が発生している所もあります。

北海道や東北では、今夜にかけて局地的な激しい雨や雷雨に注意し、大雨による浸水害や川の増水に警戒、注意をしてください。

あちらこちらで雨雲発達 急な激しい雨・落雷・竜巻など注意

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きょう11日は、太平洋側ほど晴れている所が多いですが、あちらこちらで雨雲が発達中です。

午後3時30分現在、福島県、茨城県、栃木県に「竜巻注意情報」が発表中です。
都心周辺でも一時的に雨雲が発達しました。

このあとは、北日本だけでなく、東日本や西日本でも急にザっと激しい雨が降ったり、落雷や竜巻などの突風が吹く恐れがあります。
空が暗くなってきたり、雷が鳴る音が聞こえるなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある際には、早めに頑丈な建物に移動し、安全を確保してください。天気の急変に注意が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

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