佐賀県・福岡県・大分県を流れる河川で相次いで氾濫発生　ただちに身を守る行動を

きょう10日、九州は未明から発達した雨雲がかかり、線状降水帯が発生するなど、佐賀県・福岡県・大分県を中心に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り続いています。九州の河川は相次いで氾濫が発生しており、大変危険な状況になっています。ただちに身の安全を確保してください。

佐賀県・福岡県・大分県を流れる河川で氾濫発生

写真は10日午前9時すぎ、国土交通省カメラでの福岡県久留米市、うきは市、朝倉市を流れる「巨瀬川」の様子です。氾濫が発生しており、川の境目が分からなくなっています。
また、10日午前9時現在、大分県日田市を流れる「花月川」、大分県中津市、福岡県吉富町と上毛町を流れる「山国川上流部」、佐賀県佐賀市、神埼市、吉野ヶ里町、福岡県大川市を流れる「城原川・佐賀江川」、福岡県大刀洗町、朝倉市、久留米市、小郡市、佐賀県鳥栖市を流れる「小石原川」で氾濫が発生しています。九州の河川は相次いで氾濫が発生しており、大変危険な状況になっています。ただちに身の安全を確保してください。

線状降水帯発生時にとるべき行動とは

すでに避難することが危険な場合、家の中の、川や崖から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。なお、河川の増水・氾濫も大雨のピークが過ぎた後に発生する場合があります。雨が弱まっても川には絶対に近づかないでください。
このあとも九州北部は発達した雨雲がかかり、きょう10日夕方頃にかけて危険な状況が続く見込みです。最大級の警戒をしてください。