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2週間天気 梅雨前線が北上 大雨の範囲が今後 北陸や東北へ 梅雨明けはいつ?

  • 2023年7月9日
  • tenki.jp

この先は、梅雨前線が徐々に北上し、東北や北陸で大雨の恐れがあります。関東から九州にかけては、太平洋高気圧に覆われて晴れる日も多く、梅雨明けも近そうです。また、厳しい暑さも続き、東京でも最高気温が35℃以上の猛暑日の日があるでしょう。熱中症にも警戒してください。

1週目10日〜16日 大雨の範囲は北陸や東北へ

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この先も梅雨末期の大雨に警戒が必要です。梅雨前線が北上し、停滞するため、大雨に警戒する地域が北陸や東北に移ってくるでしょう。それでは、詳しく見ていきます。

あす10日(月)は、前線が西〜東日本の日本海側や東北付近に停滞し、湿った空気の影響を受けるでしょう。北海道や北陸、東海、近畿、九州は雨が降り、雷雨や激しい雨の降る所もありそうです。東北、関東は晴れ間はありますが、大気の状態は不安定になるでしょう。午後を中心に、にわか雨や雷雨がありそうです。

11日(火)からは、梅雨前線が徐々に北上するでしょう。雨の強まる地域が北海道や東北、北陸付近に変わってきそうです。12日(水)以降は、雨や曇りの梅雨空が続きそうです。前線が活発化すると大雨の恐れもあります。常に最新の情報を確認するようにしましょう。

関東から九州にかけては、晴れ間はありますが、湿った空気が流れ込むため、大気の状態は不安定になりそうです。急な雨や雷雨に注意が必要です。また、14日(金)や15日(土)は、全国的に気圧の谷の影響を受けるでしょう。雲が広がりやすく、関東から九州でも雨の降る所があるでしょう。

最高気温は、各地で平年並みか高い予想です。特にあす10日(月)と11日(火)は、東京で35℃と今年初の猛暑日の予想です。そのほかも広い範囲で30℃を超えて、内陸などでは35℃以上の所もあるでしょう。熱中症には厳重に警戒してください。また、この先は朝も気温が下がらず、熱帯夜の所も多くなってきそうです。夜の熱中症にも注意してください。

2週目17日〜22日 最も暑い時期へ 熱中症に警戒

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17日(月:海の日)以降も、梅雨前線は東北や北陸付近に停滞するでしょう。ただ、同じような所に停滞するというわけではなく、北上や南下を繰り返す見込みです。北海道や東北、北陸は雨の日が多いでしょう。前線が近づくタイミングで降り方や雷雨になりそうです。期間が先になるため、予報に幅はありますが、大雨にも注意が必要です。

関東から九州にかけて19日(水)ごろまでは、広く晴れそうです。20日(木)以降は、湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすくなるため、曇りや雨の日が多くなりそうです。

最高気温は平年並みの所が多いでしょう。7月後半から8月中旬ごろにかけては、一年でも最も暑い時期になるため、平年並みでも危険な暑さとなりそうです。17日(月:海の日)の東京や名古屋、福岡では35℃と猛暑日の予想もあります。こまめな水分補給、適切に冷房を使用するなど、万全の熱中症対策を続けてください。

梅雨明けは?

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日本気象協会が、6日に発表した最新の梅雨明け予想によると、九州南部と四国は13日ごろ、九州北部と中国、近畿、東海、関東甲信は平年並みくらいの、18日ごろとなっています。北陸と東北南部は21日ごろ、東北北部は25日ごろとなっています。

夏の高気圧である、太平洋高気圧の広がりを見ると、13日ごろから徐々に勢力を強めるでしょう。梅雨が明けると本格的な夏となりそうです。すでに暑いですが、引き続き熱中症に警戒が必要となるでしょう。また、まもなく夏休みに入り、海や山のレジャーを楽しむ機会も増えるでしょう。最新の天気を確認して予定を組むようにしてください。

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