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東海地方 暑さは一段落も 10日にかけて雨が降りやすく 警報級の大雨となる所も

  • 2023年7月7日
  • tenki.jp

東海地方では、厳しい暑さはきょう7日で一旦収まりますが、この土日は梅雨空が戻り、警報級の大雨となる所がありそうです。今一度、避難場所や避難経路の確認など、大雨への備えをしておくとよいでしょう。

雨の降りだしはいつ? 天の川を見られる所は?

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きょう7日14時30分現在の東海地方は、午前中に比べると雲が広がり、天気は下り坂に向かっています。三重県南部など早い所では、夕方から雨が降りだす見込みです。今夜は、次第に雨の範囲が東へ広がり、名古屋市内でも、今夜遅い時間ほど雨が降りやすいでしょう。
また、七夕の今夜の天気は、厚い雲に覆われる地域がほとんどで、天の川を見られるのは、静岡県の東部や伊豆の一部となりそうです。観察は早い時間がおすすめです。

活発な雨雲が繰り返しかかる所も

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10日(月)にかけて、梅雨前線が日本海に停滞し、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込む状態が続く見込みです。雨が止んで小康状態となる時間もありますが、10日(月)にかけて雨が降りやすいでしょう。特に、前線に近い岐阜県では、大気の状態が非常に不安定となり、局地的な短時間強雨に注意が必要です。非常に活発な雨雲が繰り返しかかる恐れがあり、大雨災害の危険度が高まる可能性があります。

24時間降水量(予想)

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岐阜県では、美濃地方や飛騨南部を中心に、雨量が多くなるでしょう。また、梅雨前線に近い岐阜県以外でも、沿岸部で、夜間に局地的に風が収束して、雨雲が発達する可能性があります。最新の気象情報や気象庁のHPにある「キキクル(危険度分布)」で、自分の住んでいる地域の情報を確認して、危険な場所には絶対に近づかないようにして下さい。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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