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きょう7日 九州は昼前から激しい雷雨 夜は関東まで雨 北海道も天気の急変に注意

  • 2023年7月7日
  • tenki.jp

きょう7日(金)、九州は昼前から広い範囲で雨が降り、雷を伴って激しく降る所も。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒を。夜は四国から関東でも傘が必要になりそう。北海道は晴れても急な雷雨に注意。

九州は昼前から局地的に激しい雷雨

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きょう7日(金)は、梅雨前線が北上し、夜には九州から近畿、伊豆諸島付近にのびる見込みです。

九州南部は断続的に雨が降り、北部も昼前から雨が降るでしょう。局地的に、雷を伴って道路が川のようになるほど激しく降りそうです。河川の増水や低い土地の浸水に注意が必要です。また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所では、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがありますので、引き続き、土砂災害に警戒してください。

四国の太平洋側は昼頃から雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうです。瀬戸内側は晴れますが、夕方から雨が降り出すでしょう。

中国地方と近畿は、昼過ぎにかけて広い範囲で晴れる見込みです。ただ、夕方から雨が降り、夜は雷雨の所もあるでしょう。帰宅時間が遅くなる方は、お出かけの際に、雨具をお持ちください。

東海や関東、北陸は、青空が広がりますが、夕方から曇り空に変わるでしょう。夜遅くには雨の降り出す所がありそうです。

東北は、朝から晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。日傘や帽子などで、万全な紫外線対策が必要です。

北海道は、気圧の谷や上空の寒気に影響を受ける見込みです。日中は晴れ間が出ますが、夜にかけて、所々で雨や雷雨があるでしょう。真っ黒い雲が近づいて、雷鳴が聞こえてきたら、急な雷雨にご注意ください。

沖縄は晴れますが、所々でにわか雨がありそうです。

激しい雨とは

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていても濡れるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所、または、激しい雨が降った所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

大雨で危険な場所

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短い時間に激しい雨が降ると、あっという間に道路が冠水したり、用水路が増水する恐れがあります。普段は流れの遅い河川や用水路でも、増水したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は、道路との境目が分からなくなって、足をとられることがあるため、絶対に近づかないようにしてください。

また、アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるようにしましょう。

九州では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがありますので、急な斜面や崖には、決して近づかないようにしてください。

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