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きょう6日 九州も天気回復 7月に初の黄砂飛来か 北海道は局地的に激しい雨

  • 2023年7月6日
  • tenki.jp

きょう6日は、九州も天気が回復して、日中は広い範囲で晴れる見込み。あす7日にかけて異例の黄砂飛来の可能性も。北海道は大気の状態が不安定で、局地的に激しい雨。道路の冠水などにご注意を。

広く晴天 北海道は所々で激しい雨

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きょう6日は、緩やかに高気圧に覆われて、沖縄や九州から東北では晴れる見込みです。関東では朝まで雨の降る所がありますが、日中は強い日差しが照りつけるでしょう。大雨になった九州も天気が回復するものの、南部を中心に所々で雨が降りそうです。地盤が緩んでいる所がありますので、危ない崖や斜面には近づかないようにしてください。

一方、北海道は低気圧が接近・通過するため、大気の状態が不安定になるでしょう。雨が降ったりやんだりで、雷を伴った激しい雨が降る所もありそうです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうが降るおそれもあります。

あす7日午前6時までに予想される24時間降水量(多い所)は、日本海側北部で100ミリ、日本海側南部で80ミリ、太平洋側西部・東部で60ミリ、オホーツク海側北部で100ミリ、オホーツク海側南部で30ミリとなっています。

広範囲で黄砂飛来か

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きょう6日からあす7日にかけては、黄砂にご注意ください。九州から北海道の広い範囲で黄砂の飛来が予想されています。黄砂は春に多いですが、夏に飛来することは異例です。

気象庁が統計を開始した1967年以来、7月〜9月に黄砂が観測された事はありません。きょう6日に黄砂が観測されれば、統計開始以来、初めてのことになります。

黄砂の健康への影響を予防するには

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黄砂による健康への影響を予防するには、以下の3つのポイントがあります。

① 最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。

② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。

③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。日中は厳しい暑さになるため、熱中症にも注意しながら対策をしましょう。

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