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2週間天気 来週も再び大雨の恐れ 梅雨の最盛期で前線が度々活発 梅雨明けまだ遠く

  • 2023年7月1日
  • tenki.jp

この先も梅雨前線の活動が度々活発になり、再び大雨となる恐れがあります。西日本を中心に同じような場所で雨が降り続き、雨量が多くなるでしょう。大雨への備えを。最高気温は平年並みか高く、不快な蒸し暑さが続きそうです。熱中症にも注意が必要です。

再び大雨の恐れ

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2日(日)は、梅雨前線が九州付近から本州の南まで南下するでしょう。九州は南部を中心に断続的に雨が降り、雷を伴う所がありそうです。大雨の峠は越えますが、これまでの雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川があります。危険な場所には近づかないようにしてください。本州付近は晴れ間がでますが、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。

3日(月)から4日(火)は梅雨前線が西から北上し、九州や中国、四国で断続的に雨が降りそうです。5日(水)から6日(木)は低気圧が日本海を進み、前線が日本付近を通過するでしょう。九州から北海道にかけて雨のエリアが広がりそうです。前線通過時には活発な雨雲がかかり、雨脚が強まるでしょう。

7日(金)から8日(土)は梅雨前線が本州付近に停滞し、九州から関東を中心に雨が降る予想です。

この先1週間も梅雨前線の影響で、西日本を中心に同じような場所で雨が降り続き、大雨となる恐れがあります。最新の情報にご注意ください。

梅雨空と不快な蒸し暑さが続く

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9日(日)以降も梅雨前線の影響で九州から東海は雲に覆われ、断続的に雨が降るでしょう。活発な雨雲がかかり、雨量が多くなる日もありそうです。梅雨末期の大雨に注意が必要です。関東から東北は晴れ間もでますが、雲が広がりやすいでしょう。北海道もすっきりしない天気になりそうです。

この先2週間の最高気温は、平年並みか高いでしょう。湿度も高く、蒸し暑い日が多くなりそうです。東京都心や名古屋市などで猛暑日に迫る暑さとなる日もでしょう。熱中症リスクが高まります。こまめな水分補給を心がけたり、室内では適切にエアコンをつけたりするなど、暑さ対策をしっかりとなさってください。

梅雨明けはまだ遠く

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この先2週間も広く梅雨空で、九州から東北では、梅雨明けはまだ先になりそうです。

日本気象協会の「梅雨明け予想」によりますと、今年の九州〜東北の梅雨明けは「平年並み」となる予想です。九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では7月中旬に、北陸や東北は7月下旬に梅雨明けとなるでしょう。

なお、各地の梅雨明けの平年日は以下の通りです。
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ

梅雨の最盛期 大雨の備え

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梅雨の最盛期で、この先も大雨となる恐れがあります。大雨災害による被害を少しでも小さくするために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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