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2週間天気 大雨のち再び大雨も 来週にかけて長い期間の大雨に要警戒 梅雨明けは

  • 2023年6月30日
  • tenki.jp

1日(土)にかけての大雨は、2日(日)にはいったん落ち着くものの、油断できません。前線の動向次第では、3日(月)から再び九州を中心に雨量が多くなる恐れがあります。来週にかけて雨が強弱を繰り返して長く続く所があるでしょう。今年の梅雨明けは平年並みとなりそうです。

1日(土)にかけて九州、本州の日本海側を中心に大雨の恐れ

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あす1日(土)にかけて梅雨前線が九州から本州付近をゆっくり南下します。これは災害級の大雨が予想される、とても危険な天気図パターンです。

九州から東北にかけての広い範囲で激しい雨の降る所があり、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。九州ではあす午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。大雨による土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地への浸水などに警戒が必要です。

強い雨のピークが、空が暗い時間帯となる所もありますので、きょう30日(金)の明るいうちに早めの避難を心がけてください。

2日(日)に大雨は小康状態に でも3日(月)から再び前線延びる

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2日(日)になると、前線はいったん九州から本州の南海上へ下がるため、雨のやむ所が多い見込みです。ただ、雨がやんだ後に土砂災害が発生した事例もあります。崖や急な山の斜面、増水した川には近づかないようにしてください。
また、日中は強烈な日差しで暑さが厳しく、東海や関東甲信などで今年一番の最高気温をさらに更新する可能性があります。

3日(月)は、梅雨前線が九州付近に延びてきます。4日(火)から7日(金)にかけては前線が再び日本海から本州付近を南下する予想で、各地で雨雲が発達することが考えられます。
前線の動向次第では九州を中心に大雨となる恐れがあり、今後の情報に注意が必要です。

8日(土)〜13日(木) 九州は雨続く 中国、四国〜東海も梅雨空

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来週末の8日(土)と9日(日)も九州から東海、関東甲信は曇りや雨で、梅雨空となりそうです。一方、東北や北海道は日差しが届き、厳しい暑さでしょう。九州は来週だけでなく、再来週にかけても雨が強弱を繰り返して長く続く所がありそうです。この先も自治体からの最新情報や気象情報をこまめに確認し、できるだけ安全な場所で過ごすようにしてください。

梅雨明けは

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日本気象協会はきのう29日(木)、第3回「梅雨明け予想」を発表しました。7月中旬にかけては、梅雨前線は西日本から東日本付近に停滞し、前線の活動が活発になりやすいでしょう。

今年の梅雨明けは、各地で「平年並み」となる予想です。九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では7月中旬に、北陸や東北は7月下旬に梅雨明けとなるでしょう。

梅雨明け直後は暑さは厳しくなるため、熱中症に注意、警戒が必要です。

※梅雨明け平年日
沖縄 6月21日ごろ
奄美 6月29日ごろ
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ

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