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きょう全国で最も気温が高かったのは北海道 この先も北日本を中心に高温傾向が続く

  • 2023年6月26日
  • tenki.jp

きょう26日(月)、全国で最高気温が最も高かったのは北海道の北見市で32.9℃。北海道ではオホーツク海側を中心に30℃以上の真夏日となった所が続出しました。この先も北海道や東北を中心に平年より気温の高い状態が続く見込みです。

最高気温 全国トップは北海道の北見市

きょう26日(月)は、日差しの届いた北海道や東北、北陸を中心に厳しい暑さとなりました。

きょう全国で(※)15時までの最高気温が最も高かったのは、北海道の北見市で32.9℃。道内の、今年これまでの最高気温を更新しました。次いで同じく北海道の女満別空港と、沖縄の西表島の上原で32.7℃を観測。北海道ではオホーツク海側を中心に30℃以上の真夏日となった所が続出し、旭川市は30.7℃と2日連続の真夏日となりました。

そのほか鹿児島県肝付町32.5℃、福島県会津若松市32.2℃、新潟県新津市や宮崎県宮崎市32.0℃と、東北や北陸、九州などでも30℃を超えた所がありました。

※南鳥島を除く。

この先も高温傾向 「高温に関する早期天候情報」も

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この先、30日(金)頃にかけても全国的に気温は平年より高い所が多く、特に北海道や東北、北陸、関東甲信はかなり高い日もあるでしょう。まだ6月とは思えないような、厳しい暑さが続き、体にこたえそうです。

また、きょうは気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。沖縄・奄美では7月2日頃から、北海道の日本海側や太平洋側と、東北では7月4日頃から平年より気温がかなり高くなる見込みです。熱中症により一層の注意が必要です。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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