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九州 内陸部は34℃予想も 十分な熱中症対策を あす以降はかなり蒸し暑くなる

  • 2023年6月19日
  • tenki.jp

きょう19日、九州は梅雨の晴れ間が広がり、熊本市など内陸部は最高気温が34℃前後まで上がる所がある見込みです。日中は暑さが厳しくなりますので、十分な熱中症対策を行って下さい。

九州 梅雨の晴れ間で気温急上昇

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きょう19日、梅雨前線が奄美付近に停滞し、九州は梅雨の晴れ間が広がっています。強い日差しと大陸で暖められた真夏並みの熱い空気が九州へ流れ込むため、日中は九州各地で気温が急上昇する見込みです。特に、内陸部は気温が上がりやすく、最高気温は熊本市や熊本県人吉市、福岡県久留米市、大分県日田市などで34℃前後になる見込みです。
九州の熱中症は「厳重警戒〜警戒」の所が多く、熱中症の危険が高くなります。十分な熱中症対策を行ってください。

熱中症対策は

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)

今週 かなり蒸し暑くなる日も

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あす20日は、西から梅雨前線が北上してくるため、次第に雲が増え、夕方から夜は雨が降る所がある見込みです。22日(木)にかけて前線や湿った空気の影響で雨が降りやすくなり、局地的に雨量が多くなるおそれもあります。週末から来週初めも梅雨前線の影響を受けやすくなる見込みです。

あす20日以降は、日差しが弱まり、気温の上昇は幾分抑えられますが、湿度が高くなりかなり蒸し暑くなりそうです。熱中症などの体調管理や食中毒などにお気をつけください。

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