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各地で大気不安定 晴れの秋田県で気温上昇 真夏日の所も 夜にかけて広く雷雨に注意

  • 2023年6月14日
  • tenki.jp

きょう14日は、各地で大気の状態が不安定となり、局地的に激しい雨を観測。北日本の日本海側では晴れている所もあり、秋田県では真夏日を観測するなど気温が上昇しています。晴れている所も雷雨のおそれがあり、天気の急変には注意が必要です。

晴れている秋田県で真夏日も

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きょう14日は、本州の南に梅雨前線がのび、前線上の低気圧が東へ進んでいます。
前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいる上、上空には寒気を伴った気圧の谷が通過中で、局地的に雨雲が発達しやすい気象条件となっています。

沖縄は梅雨前線に伴う活発な雨雲がかかり、九州から北海道も、大気の状態が不安定で、所々で雨が強まったり、雷雨になっている所も。
日照時間を見ると、北日本の日本海側では晴れて、気温が上昇しています。

午後1時までの最高気温は、秋田県北秋田市の鷹巣で30.7℃まで上がり、真夏日になりました。
その他、秋田県では仙北市角館で29.6℃、大館市や五城目町で29.2℃まで上がるなど、全国のアメダス地点のうち気温の上位を占めています。
このあともこまめに水分補給をするなど、熱中症に警戒してください。

都心は暑さおさまる 雨でムシムシ

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きょう14日は、晴れている北日本でも、あちらこちらに発達した雨雲が点在している状況です。東日本から西日本では雨や曇りとなっています。

関東は、朝から雨が降ったりやんだりで、時折雨脚が強まり、きのう13日に比べると暑さはおさまっています。
午後1時の気温は、東京都心は25.2℃。湿度が高いので、やはり涼しいというよりは、ムシムシとした体感です。

夜にかけて局地的大雨・落雷・突風など恐れ

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晴れている所や雨の止んでいる所も、天気の変化に油断できません。
このあとは急に空が暗くなって、雷雨のおそれも。
局地的な大雨や、雷、竜巻などの突風の恐れがありますので、外出の際は、天気の急変に十分ご注意ください。

また、晴れて気温が上がっている所もあれば、雨で湿度が高く蒸し暑くなっている所も。熱中症に警戒、注意し、部屋の中でもエアコンや扇風機を使用するなど、暑さにご注意ください。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

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