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天気急変に要注意 16日金曜まで激しい雨や落雷・竜巻の恐れ 更なる大雨災害に警戒

  • 2023年6月13日
  • tenki.jp

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今夜は全国的に天気の急変に注意。激しい雨や落雷、竜巻などの突風のおそれも。あす14日〜16日まで大気の不安定な状態が続くため、急に雨が強まったり、雷が鳴ることも。雨が降っていない時間帯も傘を備えて、大雨に見舞われた所では更なる災害に警戒を。

今夜は激しい雨や落雷、竜巻など突風の恐れ

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きょう13日(火)は、地上付近では気温が上昇する中、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。
南からは雨雲のもとになる湿った空気が流れ込んでいて、全国的に大気の状態が非常に不安定です。

北から南まで、あちらこちらで雨雲がわき、局地的にかなり発達をしています。
午後3時40分までの1時間降水量の最大値は、広島県安芸太田町の加計で45.5ミリ(午後3時30分)、京都府南丹市美山で35.0ミリ(午後3時40分)など、バケツをひっくり返したような激しい雨の降った所もあり、西日本の日本海側を中心に、「竜巻注意情報」が相次いで発表されています。
また、関東も昼過ぎ以降は、内陸部で所々雨雲が発達し、東京都内でも青梅市などで降水を観測しました。

帰宅時間帯は、急に激しい雨が降ったり、雷が鳴る所もありそうです。東京都心も急な激しい雨や雷に注意してください。
雷鳴が聞こえたり、急に冷たい風が吹くなど、積乱雲が近づく兆しがある際には、早めに安全な建物の中に移動するようにしてください。

あす14日 広く雷雨に注意 関東は雨降り続く

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あす14日(水)も、まだ大気の不安定な状態が続くでしょう。
九州から近畿、北陸にかけて、朝までに雨のやむ所が多いですが、雨がやんでも日中は天気が変わりやすく、急な雨や雷、突風に注意が必要です。
東海は昼頃まで雨、関東は日中は雨が降ったりやんだりで、傘が手放せない天気になるでしょう。
東北は太平洋側中心に日中は雨、日本海側も所々で一時ザっと雨が強まったり、雷雨になったりすることがありそうです。
北海道も天気が変わりやすく、日が差しても、突然の強い雨や雷に注意してください。

沖縄や九州南部は、雨が降ったりやんだりでしょう。
沖縄はあす14日(水)午前にかけて、いったん雨が小康状態となりますが、午後から再び活発な雨雲が接近し、本島北部では再び大雨警報を発表する可能性が高くなっています。梅雨末期のような大雨になっています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。

16日まで変わりやすい天気 雷雨に注意

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上空に流れ込んでいる強い寒気は、きょう13日(火)だけではなく、16日(金)まで日本付近に居座るでしょう。

このため、大気の不安定な状態は、16日(金)頃まで続く見込みです。
特に、15日(木)は、関東甲信や東北周辺で午後から雨雲が発達しやすくなり、強い雨や激しい雨の降る所があるでしょう。

この6月は各地で記録的な大雨となっています。
きのう6月12日(月)までの20日間降水量は、愛知県豊橋市で551.0ミリ(平年の約6倍)、茨城県土浦市で372.0ミリ(平年の約5倍)、東京都心は345.0ミリ(平年の約3.4倍)など、平年に比べて3倍から6倍に値する所もあり、かなり地盤が緩んでいます。少しの雨でも土砂災害などの発生リスクが高まりますので、警戒が必要です。

今後、予想される降水量や雨が強まる時間帯などは、常に最新情報をご確認の上、安全確保を行ってください。

週末には安定した晴天 猛暑予想も

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週末には安定した晴天が戻り、各地で気温が上がる見込みです。

17日(土)から18日(日)にかけて、暑さのピークとなりそうです。
北海道から九州まで、晴れれば、あっという間に気温が30℃に達する所が多く、中でも、関東甲信や東北では早い時間帯から30℃を超える真夏日となり、35℃以上の猛暑日になる所も出てきそうです。
暑さが一段と厳しくなりますので、これまでよりも万全な暑さ対策が必要でしょう。

毎年、梅雨の晴れ間は、熱中症の搬送者が増えることが多くなります。
まだ6月だからと暑さに我慢をすることなく、エアコンや扇風機を使用して、熱中症に気を付けてお過ごしください。

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