サイト内
ウェブ

12日の最高気温 九州・中国地方で「真夏日」続出 北海道は那覇より暑い所も

  • 2023年6月12日
  • tenki.jp

12日月曜15時までの最高気温は、九州・中国地方で30℃以上の所が続出しました。北海道でも暑くなり、那覇市より暑かった所も。13日火曜は、東京都心や大阪市などでも、暑さがレベルアップして、蒸し暑くなりますので、熱中症に十分お気をつけください。

12日月曜15時までの最高気温

12日月曜は、日差しがあった九州や中国地方、そして北海道で、気温がグングン上がりました。

15時までの最高気温を見ますと、全国1位は、福岡県久留米市と大分県日田市で、共に31.7℃。佐賀市では31.0℃と、今年1番の暑さでした。

さらに、北海道でも暑くなりました。北海道斜里町では29.5℃と、29.4℃の那覇市よりも気温が高くなりました。函館市では24.9℃と「夏日(最高気温25℃以上)」に迫るくらい、稚内市では22.1℃と、共に今年1番高い気温を観測しました。

一方、四国〜東北では、曇りや雨で、気温の上がり方が鈍くなりました。東京都心では22.5℃と5月上旬並み、名古屋市は23.6℃と5月上旬並み、大阪市では24.8℃と5月中旬並みでした。ただ、湿度が高かったので、ジメジメと感じられた方もいらっしゃったと思います。

13日火曜 暑さがレベルアップ

画像B

13日火曜の最高気温は、東北〜沖縄では、12日月曜より高い所が多いでしょう。特に、東北から近畿にかけて、太平洋側で、気温がグンと上がりそうです。

仙台市は26℃と、7月中旬並みの暑さになりそうです。東京都心は29℃と、3日ぶりの「夏日(最高気温25℃以上)」でしょう。名古屋市は30℃、大阪市は28℃まで上がる予想です。

急に暑くなるだけでなく、湿度も高いので、熱中症にかかりやすくなりそうです。無理をしないで、適度にエアコンを使う、喉の渇きを感じる前から水分補給をするなど、意識的に、熱中症対策を心がけてください。

熱中症の応急処置

画像C

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。ぜひ、おぼえておいてください。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp