きのう11日(木)は、大雷雨となった関東地方。きょう12日(金)も、お帰り時間帯は急な雨に注意。山沿いが中心ですが、平野部にも流れ込む可能性あり。11日(木)、最大震度5強を観測した千葉県木更津市など、揺れが大きかった所では少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。
きのう11日(木)は、大雷雨となった関東地方。交通機関などが乱れ、帰宅時間帯の足に大きな影響が出ました。
きょう12日(金)は、きのう11日(木)ほどではありませんが、大気の状態が不安定となります。午後は山沿いを中心に、急な雨にご注意下さい。雨雲が南下する場合は、平野部でも、にわか雨の可能性があります。大雷雨にはなりませんが、東京都心でも18時〜21時の降水確率は30%と、野球でいえば3割バッターの確率で雨が降る予想です。お出かけには、折り畳み傘があると安心です。
今週末13日(土)〜週明け15日(月)にかけて、雨の降りやすい状態が続き、雨量が増えるおそれがあります。
11日(木)、震度5強の地震を観測した千葉県木更津市などでは、地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害などに注意が必要です。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1〜2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。特に今後2〜3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあるため、気象庁は注意を呼び掛けています。
今後しばらくは、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。斜面のひび割れ、異様な音やにおい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出す場合は、土砂災害の前兆です。むやみに家の裏山など、近づかないようにしましょう。
