ふっくらとした葉や少し珍しい形をした植物が多い多肉類は、その育てやすさと見た目から多くの方に愛されています。
これらの品種も植物ですから、もちろん成長します。
そんな時に知っておきたい植え替えや植え方を紹介します。
寄せ植えや植替えをする際に気になるのが鉢や土の種類です。
多肉植物には様々な品種がありますが、殆どの品種がそのふっくらとした葉に水分を溜め込むという特徴を持っています。
ですから、土は水はけのいいものを選ぶのがおすすめです。
また鉢は流行りのブリキ缶なども良いですが、そこに穴が空いているものを選ぶようにしましょう。
穴から取り込む酸素が根に届き、水はけも良くなります。
根腐れを防ぐ効果も期待できます。
植え替えの際には土がこぼれるので、ビニールシートや新聞紙を敷きましょう。
根の部分に着いた土が崩れてしまわないように、鉢からそっと抜きます。
この時、手で優しくほぐして、植物に着いた土を落とします。
鉢に土を3分の1程度まで入れると、植物を新しい鉢の中心に置いて、周りに土を入れていきます。
この時に鉢のふちから2、3センチメートル程度下に土が位置するように高さを工夫しましょう。
植え替えが完了したら、明るい日陰で管理しましょう。
この時は水やりを控えます。
少しそのまま置いておき、4日ほど経過したらたっぷり水をあげてください。
多肉植物には前述したような水を蓄える性質があるので、すぐに水やりをしなくても枯れません。
この期間が終了したら、それまで通りのお手入れを再開しましょう。
土の表面が乾いてから水やりをしていくと良いです。
多肉植物の植え方を紹介しました。
上手に植え替えて素敵な環境を多肉植物に作ってあげましょう。
※トップ画像はPhoto by coppiさん@GreenSnap