多肉植物をこれから育てようと思っているけれど、肥料や水やりの方法など、分からないことが沢山あって悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、多肉植物を育てる際に役立つ肥料選びや水やりの方法など、手入れのコツをご紹介していきます。
多肉植物にも夏型、冬型、春秋型という3つのタイプが存在し、それぞれ育て方が違います。
夏型は20度〜30度の気温が適温で、4月〜10月頃に最も成長します。購入したらたくさん日光を浴びせてあげましょう。
冬型は5度〜20度の気温が適温で、9月〜6月頃に最も成長します。夏はできるだけ日陰の風通しが良い場所に置いて、気温が高くなる場所には置かないように注意しましょう。
春秋型は10度〜25度の気温が適温で、3月〜5月頃と9月〜11月頃に最も成長します。
夏型、冬型、春秋型と3つのタイプがある多肉植物は、それぞれ休眠する時期とよく育つ時期が異なります。
成長期には育つために水が沢山必要になりますが、休眠期になると逆にほとんど水は必要ありません。
多肉植物を購入する際には、その多肉植物がどのタイプなのか知っておくようにすると、水やりで失敗することが少なくなります。
多肉植物は水はけが良い土を好むので、初めて育てる場合は市販のサボテン用や多肉植物用の培養土を使用すると良いでしょう。
自分で土を配合して作るという方は、小粒の赤玉土と小粒の鹿沼土、培養土を3:3:4の割合で混ぜたもの、もしくはバーミキュライトやバーライト、くん炭、鹿沼土を同じ割合で混ぜたものを用意しましょう。
そこに粉状の化成肥料を混ぜれば完成です。
ここで化成肥料を混ぜておけば、その後はほとんど肥料は必要ありません。
多肉植物の肥料選びや水やりなど、育てる上でのコツをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
これから多肉植物を購入しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※トップ画像はPhoto by 一口香さん@GreenSnap