多肉植物を育てるには植え替えることが必要です。買ってきたままの土で育てていると、土の質が劣化してしまいます。
では、どんな土を選べはいいのでしょう?最適な土選びのポイントをご紹介します。
多肉植物の育成に適した土は、まず通気性が良く排水性が良いこと。そして保肥力があること。また、粒の大きさが均等で細かいこと。そして、適度に保水性があることなどがあります。
通気性や排水性の悪い土だと根腐れを起こすこともあります。
多肉植物は土から水分や栄養だけでなく、空気も取り入れることで呼吸しています。
なので、多肉植物を長年育てるには土の質を良い状態で保つことが必要なのです。
多肉植物にとって最適な環境を保つためには、適度に植え替えを行って、新しい土と交換することが必要です。
長い期間土を変えないでいると、土の質が低下したり、根が鉢の中に広がり根詰まりを起こすこともあります。
さらに均一だった土の粒が崩れてしまい、水はけが悪くなることで根腐れを起こしたり、土の栄養が減って植物の生命力が低下することもあります。
1~3年に1回程度の頻度で新しい土への植え替えを行い土の鮮度を保つことで、水と栄養を吸収しやすい環境を作ってあげましょう。
ホームセンターなどで土を購入する際、どんな点をチェックするべきかご紹介します。
袋に入っている土の場合、パッケージに中身が見える窓が付いていることが多いので、土の状態を見ることができます。
窓を覗いて、まずは粒の大きさを見てください。粒が均一な土は、通気性や排水性に優れています。
次に藻やカビや水滴がないかを確認してください。
藻が発生している土は水分量が多すぎで、また水滴が付いているとカビの原因などになります。
土の状態をしっかりと確認して、多肉植物に最適な土を選んでください。
多肉植物にとって土は大切な栄養の源です。しっかり確認して最適な土を選ぶことが必要です。
※トップ画像はPhoto by とこさん@GreenSnap