多肉植物は熱帯域に自生していることが多いことから、水やりなどの管理の手間が少ない育てやすさがあります。
そのため、乾燥気味に育てることがコツで、土の質も他とは違います。
多肉植物は熱帯域などの水が少ない厳しい環境で自生している品種が大半です。
サボテンなどはその代表で、それ故に水やりが少なく、頑丈なので少々放置しても強く育ってくれるのが魅力。
こういった性質は水を溜め込む能力に起因し、逆に言えば水を上げ過ぎると根腐れなどをしてしまいます。
そのため、通気性や排水性が良い土が最も適しており、石のような見た目の土がよく用いられているのはそのためです。
多肉植物は日光を当て、乾燥気味の土で育てるのが一番適しています。
そのため、土は通気性や排水性など水はけが良く、保水性に優れているものが良いとされています。
代表的なのは赤玉土や鹿沼土などですね。粒が砕けない日向土なども良いかもしれません。
それらに保肥性や通気性に優れた腐葉土を混ぜれば完璧です。
多肉植物は初心者でも育てやすいため、土のことを言われてもイマイチピンと来ない人も多いかと思います。
そういった人は、赤玉土や日向土などを探すのではなく、ホームセンターなどにおいてある多肉・サボテン用の培養土を使うと良いでしょう。
ただし、こういった初めから配合されている土は、排水性が良すぎるものが多いので、仕入れた情報を過信せず、土の乾き具合に目を光らせる必要があります。
多肉植物は本当に育てやすいものが多く、見た目も変わっていて育てて楽しいものが多いので、初めて観葉植物を育てる人にはおすすめできる品種です。
その代わりに、土は少し特殊なものを考える必要がありますが、それさえ気をつければ枯らさないことも夢ではないので頑張ってください。