脱皮する多肉植物、リトープスをご存知ですか?ひときわ異彩を放った個性は見た人々を魅了し、世界中の愛好家を虜にしてしまうほど。
今回はそんなリトープスの魅力と育て方をご紹介します。
リトープスは南アフリカが原産地の多肉植物の1つです。
別名でメセンとも呼ばれるその植物は、岩場付近に頭だけを覗かせるようにして咲く姿から「生きた宝石」と言われるほど、個性的な美しさをもっています。
花言葉は「こよなき魅力」「用心深い」で、実際の見た目から由来するものがあります。
リトープスは植物の中でも非常に珍しい脱皮をする植物です。
多肉化が進んだ一対の葉の中央が割れ、新芽が出てくることから、脱皮をすると表現されるようになりました。
見た目だけではないそのユニークな生長の仕方などが、世界中の多くの植物ファンを魅了しています。
また、白や紫、ピンク、黄色などの美しい花を咲かせるなど、見ている者を飽きさせることがありません。
ぜひ一度育ててみたいものですね。
リトープスの育て方を紹介します。
もともと乾燥地帯に生息している植物で湿気を嫌うため、過度の水やりは禁物です。
使用する土は、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト、真砂土などの混合土が4:3:2:1になるように配合してください。
冬に成長するリトープスは、春夏は休眠するので、水やりは控えます。
1年間を通して水やりをする必要がほとんどないので、手間をかける必要がありません。
花がらや枯れた茎などは処理し、植物にとっても気持ちの良い環境づくりをしてあげることが大事です。
いかがでしょうか。生きる宝石だと言われ、脱皮をする変わり者の植物、リトープスをご紹介しました。
人気のわけは何よりも他にはない魅力的な個性!ぜひ、みなさんもユニークなリトープスを育ててみてくださいね。
※トップ画像はPhoto by しーちゃんさん@GreenSnap