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「ちむどんどん」比嘉家の大黒柱・大森南朋からコメントが到着!

  • 2022年4月18日
  • 沖縄島ガール

©NHK

4月11日、沖縄を舞台にしたドラマ「連続テレビ小説『ちむどんどん』」(NHK総合ほか)がスタート。第6回となる4月18日(月)の放送から、親方役で肥後克広の出演が決定した。

沖縄が舞台の「連続テレビ小説」は、第63作の「ちゅらさん」(2001年)、第87作の「純と愛」(2012年)に続き3作目。「ちむどんどん」は、個性豊かな沖縄の四兄妹の中で支え合いながら育った主人公・比嘉暢子(黒島結菜)が、沖縄の料理に夢を懸ける姿を描くヒューマンドラマ。

物語は、アメリカ軍の統治下にある1960年代の沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれるエリアから始まる。暢子は、高校卒業を機に「東京に行きたい。西洋料理のシェフになりたい!」と夢を抱き、東京に渡って念願の有名レストランの厨房で修業を開始する。

今回、暢子の父親・堅三(けんぞう)を演じる大森南朋からコメントが届いた。

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まずは、演じる比嘉賢三について、「苦労人でもある賢三は、昔かたぎで筋の通った人。まさに昭和のお父さんという感じなので、心の中には『ブレない父親でいたい』という気持ちがあるのではないかと思っています。ただ、やっぱり人間ですから、何かしらのブレは必ず生まれるはず。そんな細かな感情を、お芝居で表現していければと。ふだんはあまり役作りをしないんです。でも、今回はセリフが沖縄言葉、かつ、沖縄の伝統楽器である唄三線を愛するという役どころでしたので、4カ月くらい練習を重ねてから撮影に臨みました」とコメントした。

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そんな沖縄民謡を歌うシーンを振り返り、「もともと沖縄民謡が好きでよく聴いていたので、演じていてもなじみ深かったですし、練習を含めて楽しい時間でした。ただ、三線を弾きながら歌うのには、結構苦労しました。お芝居の最後に弾くシーンは本当にドキドキして、なかなかうまくできなくて。特に『唐船(とうしん)ドーイ』という物語のキーになる曲が、速弾きなのもあり、一番難しかったです。撮影ではご迷惑をお掛けしまして…何度もやり直していたら、(子役の)歌子(布施愛織)が『頑張れお父ちゃん!』って応援してくれました(笑)。そんなプレッシャーもありながら、比嘉家のみんなと演じるうちに、賢三という役ができ上がっていったと思います」と胸中を明かした。

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そして、比嘉家については「とてもいい家族です。劇中の比嘉家と現場での僕らにも全く温度差がなくて。それくらい撮影中の空気も良かったですし、演じるに当たっても子供たちが雰囲気を作ってくれました。わんぱくな賢秀(けんしゅう、浅川大治)にしっかり者の良子(土屋希乃)、ハキハキした暢子(のぶこ、稲垣来泉)、かわいらしい歌子と、それぞれキャラクターも立っていますね」と分析。

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そして、「中でも家族でご飯を食べるシーンは、誰かが悩んでいたら話を聞いたり、ときにはお父ちゃんがたしなめることもあったりと、平和でいいなとしみじみしました。食卓を囲みながら『こうした時間がまさに“幸せ”というものなんだ』と、優子(仲間由紀恵)さんと賢三が子供たちに伝えているような感覚もあります。賢三と優子さんは苦労してきた背景がある分、平和に対する思いや平凡な幸せを求める気持ちが、そんな日常のシーンでも垣間見えるのかなと感じます。子役時代の良子と歌子を見ていると、優子さんによく似ているなと思います。賢秀と暢子は賢三似なのかな? 中でも暢子は、いい意味で頑固というか、筋を通すところが賢三に似ています。一緒に料理をするシーンを演じていても互いに響き合うものがありましたし。そんな子供たちがどう成長していくのか、今から楽しみです。賢三は早くに亡くなってしまいますが、いつも家族を見守っていると思いますし、子供たちにはそれぞれの夢に向かってまっすぐ育ち、幸せになってほしいと願うばかりです」と、家族思いの温かい言葉を口にした。

4月15日の放送で畑で倒れ、4月18日(月)の放送で亡くなることになってしまった賢三。ただ、比嘉家、暢子のストーリーはまだ始まったばかりだ。

「連続テレビ小説『ちむどんどん』」
毎週月〜土 8:00〜8:15ほか NHK総合ほかで放送
※土曜日の放送は月〜金の振り返り

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