沖縄出身の女優・當真あみは、2月13日(日)から配信される超短編映画『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』で初主演を務めている。
當真は、2020年10月に地元・沖縄でスカウトされて芸能界入り。2021年7月にリクルートのCMに出演し、圧倒的な透明感で「この美少女は誰?」と“CM美少女”として話題に。そして、デビューからわずか半年ながら現在、ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)に出演している。
『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』は、2021年、成田凌と清原果耶共演の映画『まともじゃないのは君も一緒』で注目を集めた前田弘二監督による最新作の超短編映画。2月13日から、映画オンラインコミュニティ「神宮前映画倶楽部」にて先行配信されることとなった。前田監督が、新たに超短編映画で中学生の男女2人のもどかしい青春の1ページを描き出す。
主人公の浜松サキを演じるのは、沖縄でスカウトされた、15歳の當真あみ。現在放送中のドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)でもそうそうたる俳優陣の中、重要な役どころを担っている。
當真は「撮影自体が初めてで、撮影が始まるまではすごく緊張していましたが、前田監督は、声を録音した時も、撮影の時も、いろいろな指示を出してくださって、とても優しい方で楽しく撮影できました。心の声を録音して撮影の時に流しながら演じたのですが、自分の声を聴きながら演じるのは、とても不思議な感じで、面白かったです。今回この作品を経験して、自分が思っている以上に『演じる』ということは難しいことなのだな、と思いました。でも、役を演じることができて楽しかったです」と撮影を振り返った。
前田監督は「この映画は、中学3年生のサキが、同じクラスで一度も話したことがない日高君と2人きりの状況になり、卒業前に彼にひと声掛けようかを悩む、ひと時のお話です。當真さんは自問自答し、妄想し、突っ走っていくサキのおかしな言動の一つ一つを丁寧に演じ、見事なまでにおかしな空気感を作り出してくれました。當真さんは演じるのが初めてということで、僕としては初めての映画撮影で映画を嫌いにさせたくないというプレッシャーを感じていましたが、ご本人に『撮影が楽しかった』と言ってくださり、非常にほっとしています。今度は彼女のこんな役を観てみたいなと、撮影を終え、すぐにいくつか物語が浮かんだほど、想像力も掻き立てられました。作り手にはもちろん、これからきっと、たくさんの人に愛される女優になっていくんだと確信しています」と當真を絶賛した。
このたび、本編の配信に合わせてメインビジュアルも解禁。3月にはU-NEXTでも配信される予定となっている。初々しい當真の演技をチェックしよう。
『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』(7分)
監督/脚本/編集:前田弘二(『まともじゃないのは君も一緒』)
出演:當真あみ 吉野俊矢ほか
製作・配信:神宮前映画倶楽部