サヤインゲンの育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

  • 2025年4月17日
  • NUKUMORE

夏野菜の育て方!ここでは、くせがなく茹でても炒めてもおいしい、サヤインゲンについて、育て方のコツをわかりやすく写真付きで解説します。

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サヤインゲンとは(特徴)

「サヤインゲン」は収穫量が多く、放置しても十分採れる野菜の1つです。特に、支柱やネットなどがいらないツルなし品種は栽培を気軽にはじめられるので、初心者や時間がない人におすすめ。早く植えることで高温の真夏前に収穫が終わり収量も安定します。

育て方の基本情報

・スタート:春
・収穫目安:2ヶ月
・水やり:乾燥時
・日当たり:良い

◆注意すべき害虫:アブラムシ
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栽培カレンダー

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準備するもの

・種 bm1826_p26_map_3_1744440133 ・黒マルチ bm1826_p26_map_4_1744440146 ・支柱210cm bm1826_p26_map_5_1744440159 ・支柱90cm bm1826_p26_map_6_1744440172 ・麻ヒモ bm1826_p26_map_7_1744440184 ・不織布 bm1826_p26_map_8_1744440200 ・園芸ネット bm1826_p26_map_9_1744440216

【STEP1】土作り

南北を向いた畝を日当たりが良い場所に作りましょう。植え付けの3週間前に腐葉土を1m2あたり900g投入します。栽培をしてきた区画なら元肥は不要です。根から窒素をエダマメに供給する働きをする「根粒菌」が共生するため肥料の投入は不要です。 bm1826_p26_flow_1_1744440254

【STEP2】種まき

30cm間隔で、1穴に種を3粒まきます。深さは約1cmにして、土をかぶせたら強めに鎮圧します。水をたっぷりとかけて完了です。 bm1826_p26_flow_2_1744440283 ◆ワンポイント!
種まきの後は、鳥害に遭わないように不織布をふわりと畝にかぶせます。不織布は、発芽するまで設置したままにしましょう。

【STEP3】間引き・誘引

本葉が2枚のタイミングで、育ちが良いものだけ残して1穴あたり2本の苗を育てましょう。ツルあり品種は、2m程度の園芸支柱を組んで園芸ネットを張ります。ネットがたるまないようにピンと張って、ツルを誘引しましょう。ツルなし品種は、支柱を四方に立てて麻ヒモで囲って倒れないようにすれば完了です。ヒモに絡ませて育てましょう。 bm1826_p26_flow_3_1744440357

【STEP4】収穫

花が咲きだしたら乾燥を防ぐため、雨が降らない場合は水やりを。実のふくらみがわずかに見えてきたら収穫適期です。ツルなし種は、種まき後40~50日くらいで収穫が始まり、ツルあり種は種まき後65~70日くらいで収穫が始まります。収穫が始まったら次々に収穫して、株が重みで疲れないようにしましょう。 bm1826_p26_flow_4_1744440391

◆季節はずれ 秋まき

収穫が終わった場所をそのまま利用して秋まきに挑戦してみましょう。肥料を入れずに育てることができます。種まきの時はまだ高温のため、寒冷紗を設置すると発芽しやすくなります。 bm1826_p26_flow_5_1744440415

◆ワンポイント!

ツルありインゲンを栽培する時に、園芸ネットの作成が面倒な人は、パッカーを使って支柱とネットを固定してみましょう。簡単に固定することができます。210cmの支柱の両サイドに、パッカーでネットを固定して組み立てます。 bm1826_p26_flow_6_1744440457 bm1826_p26_flow_7_1744440465

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