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水引細工「巾着ラッピング」の作り方

  • 2023年10月31日
  • NUKUMORE

「あわび結び」と「四つ手のあわび結び」でつくる小さな巾着のレシピです。チョコレートやキャンディを入れてプチギフトにしたり、好きな香りのポプリを入れてお部屋に飾るのもおすすめです。

K75_p54_main_1_1698061571 K75_p54_map_1_1698061649 ■和工房包結 https://mizuhiki-houyou.jp
■Instagram wakobo_hoyou 

必要な材料

★できあがりサイズ:W4.5×D4.5×H5cm

・巾着…水引(お好みの色)90cm×5本
・リボン…水引30cm×1本
・裸ワイヤー #30

基本の結び方

*あわび結び その1~1本で結ぶ~ やり方

K75_p6_map_1_1698062069 長寿と長持ちの印と、昔から重宝がられた鮑の形に似ていることから、「あわび結び(別称あわじ結び)」と呼ばれています。結び目が容易に解けないことから、一度きりを願う結婚祝いや仏事用に用います。本書の作品のほとんどが、このあわび結びが基本となっていますので、形良くきれいに結べるように練習しましょう。 【材料】
水引 30cm×1本 ◆1本の水引で練習しましょう

01 水引1本を横にして持ち、水引の中心を左手で押さえます。 K75_p6_flow_1_1698061853 02 水引の中心より手前で、AがBの下になるように輪を1個つくります。水引の交差した部分を、左手で押さえます。 K75_p6_flow_2_1698061866 03 2のBを矢印の方向に回してもう1個輪をつくり、2でつくった輪の上に図のように重ねます。 K75_p6_flow_3_1698061877 04 重ねた部分を右手で押さえます。続けて左手で、BがAの下になるように水引を交差させます。 K75_p6_flow_4_1698061886 05 4の水引を交差させたところ。 K75_p6_flow_5_1698061904 06 そのままBを引き締めて、青丸部分を左手で押さえ直します。形が崩れないように気をつけましょう。 K75_p6_flow_6_1698061912 07 Bを1と3でつくった輪の中に上→下→上→下の順で通します。 K75_p6_flow_7_1698061924 08 Bを引き締めると、輪が3個できます。 K75_p6_flow_8_1698061934 09 次に3個の輪の大きさを調整していきます。左右の輪アと輪ウを引っ張って、輪イの形を小さく整えます。 K75_p6_flow_9_1698061949 10 Bを引き締めると輪アが小さくなり、Aを引き締めると輪ウが小さくなります。
※結び目を押さえて、片手ずつ引っ張ると、よれずにきれいに引き締められます。 K75_p6_flow_10_1698061968 11 輪の大きさが3個とも同じになるように整えます。あわび結びのできあがりです。 K75_p6_flow_11_1698061980

*四つ手のあわび結び(2組の水引で結ぶあわび結び) やり方

01 本体用の水引2本で、水引の中心に輪を1個つくり、交差した部分を親指で押さえます。
※わかりやすいように、左右で色の異なる水引を使用しています。 K75_p40_flow_1_1698062083 02 1でつくった輪の上に、水引2本を揃えて重ねます。 K75_p40_flow_2_1698062096 03 輪と、白の水引の交差部分を右手親指で押さえます。さらに、AとCを右手で仮押さえします。 K75_p40_flow_3_1698062105 04 白の水引DをBの下に回します。 K75_p40_flow_4_1698062114 05 3で仮押さえしていたAとCを離して、白の水引をAの上から、輪の中に下→上→下の順に通します。 K75_p40_flow_5_1698062124 06 A~Dの水引を引き締めて、形を整えます。「四つ手のあわび結び(2組の水引で結ぶあわび結びともいう)」のできあがり。 K75_p40_flow_6_1698062134

作り方(手順)

◆「あわび結び」と「四つ手のあわび結び」で、巾着をつくる 01 水引の中心に「あわび結び」をします。これを計5個つくり、1段めとします。水引の色はお好みで選びましょう。 K75_p54_flow_1_1698062208 02 1でつくった、あわび結びAとBの★同士で「四つ手のあわび結び」をし、2段めをつくります。 K75_p54_flow_2_1698062236 03 上図のように、2段めを小さく整えます。1段めと2段めの隙間があかないように気をつけましょう。 K75_p54_flow_3_1698062246 04 他の1段めのあわび結びも同様に、四つ手のあわび結びでつなげていきます。3個つなげたところ。 K75_p54_flow_4_1698062254 05 4個つなげたところ。 K75_p54_flow_5_1698062264 06 5個つなげたところ。 K75_p54_flow_6_1698062274 07 1個めのあわび結びの★と、5個めのあわび結びの☆で、四つ手のあわび結びをします。 K75_p54_flow_7_1698062284 08 5個のあわび結びがつながって、2段めができました。 K75_p54_flow_8_1698062300 09 3段めは、★で示した隣り合う水引同士で、四つ手のあわび結びをします。 K75_p54_flow_9_1698062309 10 3段めが、すべて結び終わったところ。3段めは、1段めと同じ大きさに整えます。 K75_p54_flow_10_1698062319 11 4段めは、★で示した隣り合う水引同士で、四つ手のあわび結びをします。 K75_p54_flow_11_1698062328 12 4段めからは、1段めを下にして、上に向かって筒状になるように結んでいきます。 K75_p54_flow_12_1698062340 13 4段めの四つ手のあわび結びを1個結んだところ。4段めも、3段めと同じ大きさに整えます。 K75_p54_flow_13_1698062352 14 4段めが、すべて結び終わったところ。 K75_p54_flow_14_1698062365 15 5段めも、4段めの隣り合う水引同士(★)で、四つ手のあわび結びをします。 K75_p54_flow_15_1698062412 16 5段めが、すべて結び終わったところ。 K75_p54_flow_16_1698062421 17 6段めも、5段めの隣り合う水引同士(★)で、四つ手のあわび結びをします。 K75_p54_flow_17_1698062429 18 6段めが、すべて結び終わったところ。 K75_p54_flow_18_1698062439 19 余った水引を、筒の内側に通します。 K75_p54_flow_19_1698062448 20 一度に全部の水引を通すのではなく、半分ずつ筒の内側に通しましょう。 K75_p54_flow_20_1698062456 21 余った水引をすべて通したら、ワイヤーでねじって留めます。 K75_p54_flow_21_1698062480 22 21を逆さまに持ちます。ワイヤーで留めた部分を、指で内側に押します。 K75_p54_flow_22_1698062489 23 ワイヤーで留めた部分が、巾着の底になります。内側から指で押して、底の形を丸く整えます。 K75_p54_flow_23_1698062499 24 2段めの、四つ手のあわび結びの穴(★と赤★)に、目打ちを通して穴を広げます。 K75_p54_flow_24_1698062509 25 2段めの、四つ手のあわび結びの穴に、リボン用の水引を通して1周します。 K75_p54_flow_25_1698062519 26 中央で交差させて、Aを左上に引き上げます。 K75_p54_flow_26_1698062527 27 水引を左右に引き締めます。 K75_p54_flow_27_1698062545 28 Bで、輪を左側につくります。Aを輪の上からおろします。 K75_p54_flow_28_1698062557 29 Aを結び目の中に通して、右上に輪をつくります。 K75_p54_flow_29_1698062569 30 リボンの形を整えて、両端はひと結びします。できあがり。 K75_p54_flow_30_1698062580

「水引細工」のレシピをもっと見たい方におすすめ!

「季節をむすぶ かわいい水引 新装版 」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの手作り水引細工レシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。 K75_book_1698062686

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