
生でも炒めても茹でても美味しい!あらゆる料理に重宝するキャベツを、家庭で育ててみましょう!ここでは、必ず知っておきたい基本的な情報や、育てる過程を1つずつ写真付きで解説していきます。
キャベツ 基本情報
日本では、ダイコンやハクサイと並んで特に消費量の多い人気野菜の1つ、キャベツ。特有の成分キャベジンの効能で、胃の疲れにもよいとされています。
なお、本来は害虫による被害が多いのですが、水耕栽培ならば特に心配はいりません。
種まきと収穫に適した時期・栽培のコツ
■発芽適温:15~30℃
■成育適温:15~20℃。5~28℃の範囲で成育します。
■収穫適期:種まき後90~100日程度。株が肥大して固く締まっていたら収穫。
栽培カレンダー
栽培のコツ
★種まきは2~3月(春まき)、7~8月(夏まき)、9~10月(秋まき)に行います。
★作型に合った品種を選びましょう。
★ペットボトル栽培槽1基あたり種を3~5粒ずつまき、本葉が出始めたら間引き始め、本葉5~6枚で1本になるよう間引きします。
★本葉が展開し始めてから、おおよそ10週間経つと結球が始まります。
育て方
01 種まき後約2週間目の双葉の様子です。発芽適温は15~30℃です。

02 ペットボトル栽培槽で育成します。発芽後7~10日で本葉1~2枚になります。

03 品種によって肥料の与える時期が違ってきますが、水耕栽培の場合は規定どおり液肥を与え続ければOKです。

04 本葉が展開し続けます。種まき後おおよそ1か月目の状況です。

05 成育中です。キャベツは害虫による被害が多いのですが、水耕栽培ならば特に心配はいりません。

06 葉が少しずつ巻き始めます。本葉が展開し始めてから、おおよそ10週間経つと結球が始まります。

07 種まきから80日目です。どんどん球形となり、キャベツらしくなります。

08 ミニキャベツの品種なら、これくらいで収獲適期です。種まき後90~100日程度です。
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