城下町の風情が今に残る金沢で、日本の伝統文化を体験

  • 2025年5月18日
  • ナショナル ジオグラフィック日本版

城下町の風情が今に残る金沢で、日本の伝統文化を体験

行くべき理由:日本の伝統を体験できるもうひとつの町

 オーバーツーリズムに悩む京都は、対策の一環で歴史的な花街として人気の祇園の一部を立ち入り禁止としてしまった。しかし古き良き日本は金沢でも味わえる。京都から電車で2時間ほどの金沢には城下町だった頃の風情が今も色濃く残り、木造造りのお茶屋が軒を並べる花街、日本三名園の1つである兼六園、江戸時代の武家屋敷跡など見どころは満載だ。

 町なかには至る所に金箔を貼った装飾がある。それらを探してみるのもいいだろう。金沢の縁付(えんづけ)金箔は400年の歴史を持つ伝統技法で作られ、日本で生産される金箔の99%を占めている。「金箔屋さくだ」などでは、美しく輝く金箔を使った箔貼り体験ができる。

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