レノファ山口FCがホーム連戦へ ルヴァンカップでJ1・柏、リーグ戦で藤枝と対戦

  • 2025年5月19日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 サッカーJ2のレノファ山口FCが、5月21日にルヴァンカップ3回戦でJ1の柏レイソル、同25日にリーグ第17節で藤枝MYFCと対戦する。会場はホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)。(山口宇部経済新聞)

 レノファのキム・ボムヨン選手

 レノファは前節、セービング陸上競技場(下関市営下関陸上競技場)でモンテディオ山形に1-0で勝利し、3連敗をストップ。現在の成績は3勝8敗5分、勝ち点14で順位は18位。83分から途中出場したキム・ボムヨン選手は、「チームが勝っている状況だったので、シンプルに前へボールを入れ、相手が嫌がるスペースを意識した。守備では良いポジションを取り、クリアやカバーリングに集中した。勝利できて本当にうれしい」と話す。

 ルヴァンカップ3回戦の相手となる柏は、現在J1で2位につける強豪。しかし、レノファは4月9日に行われた同カップ2回戦で、同じJ1の鹿島アントラーズを延長戦の末、PK戦5-3で破るという「ジャイアントキリング」を達成しており、再び格上との対戦に挑む。

 鹿島戦で殊勲のPKストップを見せたGK田口潤人選手は、「鹿島戦の時も相手を過度にリスペクトせず、真っ向勝負でぶつかった結果、勝利を掴むことができた。柏戦でも同じように、見ている人も自分たちもエキサイトできる試合をしたい」と意気込みを語った。

 21日の柏戦当日は、恒例のスタジアムグルメ「グルメガーデン」がオープンするほか、下松市を拠点とする社会人女子バスケットボールチーム「笠戸ブレイブスター」が来場し、チームのPR活動などを行う。試合は19時キックオフ。

 続く25日のリーグ戦で対戦する藤枝は、現在16位で勝ち点15。レノファとは勝ち点差「1」という僅差で、レノファが勝利すれば降格圏脱出となる重要な一戦だ。前節の山形戦から続くホーム3連戦の最後となるだけに、絶対に負けられない戦いとなる。

 志垣良監督は「今回、3試合連続でホームゲームを戦えることと、対戦相手が似たようなスタイルを持つチームであることは、われわれにとって有利な点。前々節・徳島戦での反省をしっかりと生かせるかが重要なカギになる。準備期間は短いが、できる限りの準備を尽くし、チーム全体の意識統一を図りたい」と決意を語った。

 藤枝戦は14時キックオフ。

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