2025/05/20 05:56 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・明日〜明後日は雨 太平洋側は強雨注意
・週末は再び雨の可能性
・真夏日予想も 気温アップダウン
この先一週間は梅雨前線が本州の南に停滞する日が続きます。低気圧や前線の影響で雨の日がありますが、前線が南下すると晴れ間が期待できます。
明日21日(水)から明後日22日(木)にかけては前線が北上し、21日(水)は西日本を中心に、22日(木)は東日本を中心に雨が降る見込みです。暖かく湿った空気が流れ込み、特に太平洋側では強い雨や大雨のおそれがあるため、最新情報に注意してください。
また、北日本でも別の低気圧や前線の通過に伴って雨の降るところがあります。
その後は太平洋高気圧の勢力が若干弱まるため、梅雨前線はいったん南下して本州から離れる傾向です。
23日(金)は本州付近に移動性高気圧が進んでくるため、日差しの届くところがありそうです。一方、梅雨前線が近づく沖縄では雨が降りやすくなり、平年よりもかなり遅い梅雨入りを迎えそうです。
24日(土)になると再び前線が北上します。前線上に低気圧が発生して東へ進む見込みです。今月は土日に雨の降ることが多くなっていますが、今度の週末も西から雨となりそうです。
前線の位置がわずかに南北にずれるだけで天気が大きく変わるため、予報の変化に注意してください。
週中頃は全国的に暑くなり、内陸などでは30℃以上の真夏日となるところがある見込みです。夏のような蒸し暑さとなります。まだ体が暑さに慣れていない時期なので、脱水症や熱中症予防を積極的に行うようにしてください。
23日(木)頃からは上空に寒気が流れ込み、暑さが落ち着きます。一転して、平年よりも気温が低くなるところが多くなります。
この時期の特徴とはいえ、日ごとの気温変化が大きくなるので体調を崩さないように注意してください。