青梅で「青梅オリック祭」 テキスタイルアート作家30組の作品展示

  • 2025年5月20日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 青梅オリック祭」が5月24日・25日、青梅織物工業協同組合(青梅市西分町3)を会場に開催される。(西多摩経済新聞)

 青梅縞(おうめじま)の藍(あい)と青梅夜具地の橙(だいだい)をテーマにしたテキスタイルアートのイベント。作品展示とワークショップ、映画上映、ステージショーなどを行う。

 かつて織物で栄えた青梅。ガチャンと機を織れば万の金がもうかるといわれた「ガチャ萬」の時代。青梅の織物に思いをはせ、「糸・織・布・染」の仕事を大切に継ぐ仲間が集まった同祭実行委員会「織区の会」が主催する。

 30組の作家らが夜具地(やぐじ)や手織り物、ニット、草木染などで製作した帽子、洋服、バック、タペストリーなどを出品。作家の指導で織物、リリアン、フェルトなどで「作る楽しさ」を体験するワークショップも行う。

 映画館「シネマネコ」では、テキスタイルをテーマにした映画「YARN 人生を彩る糸」「紅花の守人~いのちを染める」「倭文(しずり)−旅するカジの木」を上映。ステージではタップダンスやバンド演奏を繰り広げる。

 実行委員代表の佐々木みゆきさんは「市民との交流を通じて、『織物の街』への理解を深め、人の手が持つ可能性と、さまざまな知恵と技を感じてもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~17時(一部プログラムは11時~)。入場無料。

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