藤沢など5市町で生産する枝豆ブランド「湘南黒豆」 今季の出荷始まる

  • 2025年5月20日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、平塚市、厚木市の農家が生産する極早生枝豆「湘南黒豆」の出荷が5月15日に始まった。温室栽培された湘南黒豆を先行出荷し、26日の週からは露地栽培された同枝豆の出荷を予定しており、一足早い夏の味覚を市場に届ける。  (湘南経済新聞)

 湘南黒豆は2020年、茅ヶ崎市の農家3人が市場出荷を始めた。味の良さや、他産地より早い出荷時期による差別化で年々支持を集め、生産農家は2023年が11人、2024年が15人、2025年には19人に増えた。生産者にはベテラン農家のほか、新規就農者、女性グループ「湘南黒豆レディース」なども参加し、多様な顔ぶれが支えるブランドになっている。

 今年は新たにデザインした専用段ボールを用意し、ブランドのさらなる浸透を狙う。今シーズンの作付面積は110~150アール(種の量から試算)、総売り上げは600万円~650万円を目標にしている。

 JAさがみ総合企画室広報課の青木訓穂さんは「梅雨入り前の夏日が続く中、、一足も二足も早い枝豆の出荷になる。ほくほくして濃い味と評判の湘南黒豆を、ぜひ味わってほしい」と話す。

 出荷期間は7月初めまでで、JAさがみのわいわい市(寒川店・藤沢店)、米ディハウスくげぬま、グリーンセンター渋谷、湘南しまむらストアー全店舗などで扱う。

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