錦糸町「ねこづき」が新作　エッグベネディクト×ホットケーキの新提案

　厚焼きホットケーキを提供する錦糸町のカフェ「ねこづき」（墨田区太平3）が5月22日、新作「エッグベネディクトプレート」（1,980円）の提供を始めた。ホットケーキとエッグベネディクトを掛け合わせた新提案で、甘さとしょっぱさを掛け合わせた味わいを楽しめる。（すみだ経済新聞）

　ねこづきの厚焼きホットケーキ

　同店は、今年7周年を迎える。これまで店主の大竹元樹さんと厨房を担当する若井貴子さんが、ホットケーキを軸にハンバーグやスパゲッティなど、ランチメニュー開発に取り組んできた。

　今回の新メニュー「エッグベネディクトプレート」は、「おかずのホットケーキが食べたい」という客の声をきっかけに誕生した。近年、近隣の民泊を利用する外国人客が増え、「アメリカンブレックファーストを楽しみたい」というニーズが増え、開発の後押しとなったという。

　大竹さんは、「甘いとしょっぱいのループという食体験を狙って作るメニューは意外と少ない。好みが分かれるかもしれないが、好きな方には最高の体験になると自信を持っている」と話す。

　メニューは、店の看板のホットケーキに、エッグベネディクト、ソーセージ、ほうれん草ソテー、ハッシュドポテトを添えた構成。ホットケーキシロップも付属しており、ドリンクはお茶がセットで付く。

　若井さんは、「ホットケーキを主役にしたおかずプレートは、これまでにないチャレンジだった。甘さと塩味のバランスを取りながら、最後まで飽きずに食べてもらえる構成を目指した。ホットケーキ専門店ならではの一皿になったと思う」と振り返る。

　大竹さんは「現在は平日のみの1日5食の数量限定の提供だが、今後は土日祝日の展開も視野に入れている。ぜひ甘さとしょっぱさの味わいを楽しんでいただけたら」と呼びかける。

　営業時間は11時～17時。月曜・金曜定休。