東京スター銀行藤沢支店ファイナンシャル・ラウンジ(藤沢市南藤沢3)が4月24日、台湾発祥のティーカフェ「ゴンチャ」とコラボしてリニューアルオープンした。銀行業界で「ゴンチャ」を併設するのは全国初。(湘南経済新聞)
テープカットに臨む東京スター銀行伊東頭取、ゴンチャジャパン酒井氏ら
藤沢駅南口に位置する同支店は4月で20周年を迎えるに当たり、駅前の立地と広さを生かして異業種連携を進めてきた。今回のリニューアルでは、若年層や外国人観光客との接点強化を目的に余剰スペースを活用。開業初日にはテープカットなどのセレモニーを行った。
同支店内に設けたラウンジは、堅い印象の銀行空間を、日常的に立ち寄りたくなるような場に転換する狙いで設け、ゴンチャのドリンクを飲みながら金融についての相談ができる。
台湾の金融機関を親会社とする同行は、外資系銀行として日本国内に住む外国人や留学生にも日本人と同等の金融サービスを提供。多言語対応の書類整備や外国籍スタッフの採用などを通じ、「外国人フレンドリーな銀行」を掲げている。
同行の伊東武頭取は「笑顔が見える新しい銀行づくりを目指し、事務的な空間から楽しい場に変えていきたい。地元の方にも日本在住の外国人の方にも親しまれる支店にしたい」と話す。
今後、口座開設でドリンクチケットを進呈するキャンペーンや、対象金融商品の取引でグッズが当たる施策などの連携企画を展開していくという。