国宝・松本城で恒例「夜桜会」 庭園内は満開、外堀はこれから見頃に

  • 2025年4月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 国宝・松本城(松本市丸の内)の本丸庭園でライトアップされた天守閣と桜を楽しむ「夜桜会」が現在、行われている。(松本経済新聞)

 期間中、天守閣を除く本丸庭園を一般に無料開放。松本古城会が出店し、花見団子や巻きずし、甘酒、コーヒーなどの販売を行う。今年は初めて、「村山人形店」(中央2)が手がけるアイスクリーム(400円)も用意。しょうゆの搾りかすを活用した新作「みたらし」のほか、八重桜の塩漬けをまぜた「桜花(おうか)」などもある。

 同イベントは毎年、松本城管理事務所が開花を発表した3日後から8日間開催している。今年は4月1日に開花を宣言。時期は平年並みで、昨年よりは6日早い開花となった。

 本丸庭園内のシダレサクラやヤエザクラ、ヒガンザクラは見頃を迎えているが、外堀はまだ咲き進んでいないという。市文化観光部松本城管理課課長の松岡由香さんは「今年は庭園と外堀で少し時間差があり、お堀の桜はこれからという感じ。何度か足を運んでもらえれば」と話す。

 期間中は、「国宝松本城桜並木光の回廊」(18時30分~21時、金曜・土曜は22時まで)も行う。松本城外堀沿いの桜並木と女鳥羽川の千歳橋から女鳥羽橋までの左岸をライトアップする。

 本丸庭園の無料開放は17時30分~21時(天守閣登閣は不可)。4月13日まで。

 ※開催期間が延長となり、本丸庭園の無料開放は4月13日までになりました。松本古城会の出店は11日までです。(4月10日追記)。

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