弘前の市民団体がミニシアター向け映画を定期上映 映画館跡を活用

  • 2025年5月21日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 市民団体「テアトル弘前シネマ倶楽部(クラブ)」が5月24日・25日、ニューテアトル弘前(弘前市桶屋町)で映画上映会を行う。(弘前経済新聞)

 レンタルシアター「ニューテアトル弘前」

 「ニューテアトル弘前」は昨年3月に閉館した映画館跡地をリノベーションしたイベント利用もできるレンタルシアタースペース。同団体が定期的に映画上映会を開催している。

 24日に上映する「イージーライダー」は1969年公開の米国映画で、アメリカ大陸横断の旅に出た2人の青年を描く。25日に上映する「青い山脈」は弘前出身の作家・石坂洋二郎さんを原作とした小説で、弘前を舞台とした作品。今回上映するのは吉永小百合さんが主演を務めた1963(昭和38)年の作品。

 同団体によると、今年が昭和100年となることから昭和時代にヒットした映画を選定したという。

 同団体代表の工藤健さんは「弘前にはかつて10以上の映画館があり、『映画の街』とも呼ばれたが、今はシネコンしかない。ミニシアター向けの映画や単館映画といった芸術性の高い作品を見る文化を弘前に残すだけでなく、映画を通じて人が集まるコミュニティーを作ることができれば」と話す。

 料金は、大人=1,500円、大学生以下=1,000円。定員は各回40人で予約優先。予約は専用のグーグルフォームなどで受け付ける。

 24日=18時開演、25日=13時開演。どちらも開場は30分前。

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